STAY MINIMAL

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

高額アルバイトで噂の治験ボランティアの体験談を書いていく

スポンサーリンク

高額バイト?治験ボランティアってどんなことやるの?

f:id:kei_ta1211:20161005220809p:plain

大学生のころに治験ボランティアというものをやったことがある。僕自身は友人から聞いてその存在を知ったけど、いわゆる学生としては高額な謝礼金に食いついて知ったという経緯がある。治験って本当に知っている人は知っているけど、あまり多くの人が経験していないと思うし、僕なりの経験を少しだけ体験をまとめてみることにした。

治験というのは、いわゆる風邪薬とか湿布とか塗り薬とか世の中に出回っているお薬がきちんと効能があるか、副作用があるかどうかを人の身体を使って試験する、というもの。

この内容だけ聞くと何だかすごく恐ろしいものに思えるかもしれない。でも、例えば僕たちが薬局に行って日常的に使っている薬のほとんどはこの「治験」が行われて安全であることを確認されて販売許可を得ている。

つまり、この治験ボランティアがない限り薬は販売されないし、結果として病気に苦しむ人たちを助けることができない。この内容については厚生労働省のホームページの中でもきちんと紹介されている。

▶︎「治験」ホームページ|「 ちけん治験 」とは|厚生労働省

おおまかな治験についての説明↑

▶︎治験ってなに? | 富山県医師会

より具体的に薬ができるまでの過程を説明してくれてます↑

僕なりに治験ボランティアに参加してみて、まず知っておきたいこと、実際にどんなことをやったのか、感想とか報酬とかについて書いていきたいと思う。

治験について知っておきたいこと

この記事を読んでくれている人は全く知らずに内容を見ているのかもしれないし、これから治験ボランティアに参加してみようと思っている人かもしれない。いずれにしても学生時代に3回ボランティアをした僕なりに治験について分かっていることを話しておこうと思う。

内容、期間、報酬について

内容については本当に様々で、健康な男性もしくは女性を対象にしたもの、特定の性別のみ、血圧の数値が高い人限定、湿布を貼るだけなど本当に沢山の治験がある。また、応募する時期によって行われている治験が違うので、応募する場合は電話で今応募できる治験はどんなものがあるのかを確認するといいだろう。

期間と報酬については本当にまちまちだけど、基本的には日当1〜3万円が相場だと思う。

僕が応募した、または実際に参加した治験はうる覚えだけどこんな感じだった。

・4泊5日(入院)を2回の計10日間 報酬15万円

・5日間、通院で1日3時間シップを特定箇所に貼るだけ 報酬7万円

・2泊3日(入院)を2回の計6日 ベッドから動けない寝たきり 報酬15万円

治験の内容や期間によって変わるし、報酬額については実際に応募して会場に出向いてからじゃないと分からないことがほとんどだ。

自己責任ゆえに自らの意志でいつでも止めることができる

治験の安全性については認められているし、決して強要されるものでもないため「いつでも自分の意志で止められる」という基本スタンスがある。これは、必ず治験の前に知らされるようになっているし、内容を聞いて不安や不明なことがあれば断ることができる。厚生労働省の中でも「インフォームドコンセント」としてしっかりと周知されている。

▶︎「治験」ホームページ|インフォームド・コンセント|厚生労働省

もちろん、実際に治験が始まってからでも、不都合や嫌なことがあれば途中で止めることができる。治験はあくまでもボランティアなので個人の意見や行動がすべて尊重されるようになっている。

治験後のあらゆる不安もサポートしてくれる

治験で扱われる薬は、きちんと製薬会社で薬としての安全基準を満たしたものなので大丈夫ですよ〜と言われているが実際は不安になるのが本音だと思う。僕自身もそうだったし。

僕が実際に参加した福岡の治験ボランティア施設では、そういった治験後の不安を取り除くため、治験後にはその施設にある内科、外科、歯医者などあらゆる施設を半年間無料で受けることができるようになっていた

全然、治験と関係ないけど歯が虫歯だったので治験後にタダで治療してもらったこともある。調べてもらうと分かると思うけど、きちんと国がサポートしてくれる体制が整っているので治験後のサポートもしっかりしている。

※あくまでも僕が実際に受けた施設の特典だったので、他の治験でも同様の対応がされてるかは不明です。

治験への応募、実際に入院してからの流れ、体験談

f:id:kei_ta1211:20161005215530j:plain

ここからは実際に僕が受けた治験について体験談を説明していく。ちなみに僕は、4泊5日(入院)を2回の計10日間 謝礼金15万円の治験ボランティアに参加した。参加人数は合計で16名ほどだったと記憶している。

応募から実際に入院するまでの流れ

僕は一番初めは友人から話を聞いてから電話で確認した。あくまでも「治験ボランティアに参加したいんですけど…」と伝えるように念を押された。なんでも、「治験アルバイトがしたい」というとNGらしい。その当時は電話でしか知るすべがなかったけど、今は福岡・九州治験ボランティア/モニター募集一覧 | 治験(臨床試験)のサイトを見てもらうと分かる通り、ある程度どんな治験モニターを募集しているのかがすぐに分かる。

この日に来てくださいと指定された日付に現地へ向かい、簡易的な健康診断を受けて治験担当の医師から呼ばれた。僕が今の時点で出来そうなモニター案件をいくつか紹介されてその中から選ぶというものだった。健康体な男性は1年を通して需要は高いらしく、特に夏あたりに募集が集中するらしい。(理由は不明)

その時に選んだのが4泊5日(入院)を2回の計10日間 謝礼金15万円だった。内容は高血圧の人向けに血糖値を下げる薬の臨床試験だった。4泊5日で基本は1日1回の薬の服用と毎朝の血液検査という流れ。単純だったし、担当の人も「これ楽だよ」って言ってたのでそれにすることにした。ちなみに、この検診を受けに来た人全員に交通費2000円が支払われた。

最終決定の診断に合格、正式に治験がスタート

もう一度指定された日時に会場へ。決定はまだだったけど、4泊5日の宿泊用の着替え、時間を潰せる道具などを持ってきてと連絡を受けていた。ちなみに、当日は朝食を食べることはダメ。

僕が応募した治験モニターは全部で16名の募集。実際に会場に呼ばれたのは20名だった。初めに行った検診の結果をもとにレギュラー候補を決定しており、当日にもう一度検診を行ってメンバーが最終決定する。

僕は低血圧でBMI(身長と体重から体格指数を出すBMIと適正体重 - 高精度計算サイト)が低いのでこの点が引っかかっていた。レギュラーぎりぎりみたいな感じで担当の人から言われてた。実際に、当日来なかった人もいたりして16名のメンバーに入ることができた。いよいよ、治験ボランティアがスタートした。

入院、期間中を専用の病院内で過ごす

福岡の呉服町の地下鉄を降りた近くにある施設治験実施施設:医療法人相生会 のビル内に宿泊することになった。外出は禁止だけど、基本的には1日中自由行動。テレビ、雑誌、マンガ、ゲーム機は完備されていた。朝昼晩の食事もきちんと出るし、決まった時間にシャワーを浴びて23時には完全消灯だった。

謝礼金15万円を考えれば日当15000円をただ自分の好きなように過ごしてもらえる訳だからかなり良い。僕は積ん読で溜まっていた本を読みふけって、たまにゲームしたり一緒に参加した友人と話したりして過ごした。

他にも、ずっとマンガを読んでる人、DVDプリズンブレイクを完全制覇する人、友人と参加しててひたすらパワプロで戦い続けるゲーマーたち、なんかよく分からないけどサラリーマン風な人が仕事よりこっちの方が全然稼げる!みたいな変な人もいた。ほんと自由!

思っていた以上に気楽だったし、栄養を考えられたご飯も提供されるので心配もいらない。(飲み物は水と麦茶のみだった)もし不安だったら常に看護師の人が控えているのでいつでも相談することができた。特に具合が悪くなる人もいなかったし、血液検査で何か数値を控えているだけだと言ってた。

退院後にも検査、謝礼金の受取り

文字通り、4泊5日を2回受ける訳だけど、初めの1回目が終わると次の4泊5日までは1週間ほど期間が空く。久しぶりにシャバの空気でも吸うような感覚w

病院のご飯と基本は一緒なので栄養は考えられてるんだけど味がやっぱり薄かった。だから、解放された後はコテコテの豚骨ラーメンを食べに行ったのを覚えている。

ただし、この解放された1週間にもきちんと制限がある。

・激しい運動は禁止

・お酒は極力控える(2回目の入院前は禁止)

・暴飲暴食は禁止

もし、次の4泊5日の当日の健康診断で異常が出た場合、その時点で治験は終了となる。謝礼金も半分に減るらしい。ということで、学生だったしハメを外さない程度に過ごしていた。

そして2回目の4泊5日を終え、ついに治験が終了。やった!謝礼金!と思ったら、なんでも翌月の支払いになるとのこと。終わって即支払いがされる訳ではなかった。

それから治験後に知っておきたいことは次の3つ

  • 施設内の内科、外科、歯医者などの施設が半年間無料
  • 一度治験を受けると半年間は治験ができない
  • 誰かを紹介すると紹介料金がもらえる

サポート体制はバッチリだけど、連続して何回も治験に参加することはできない。この点には注意しておきたい。それから、あまり派手に宣伝を打たないので治験をしてくれる人が不足しているという事実がある。みんなに広めて欲しいということを帰りがけに言われたのを覚えている。

これまで合計3回治験ボランティアを受けた個人的な感想

正直、初めはモルモットになるんじゃないかって気分で若干ネガティブだったのを覚えている。(友達と一緒じゃなかったらまず参加してない)

入院治験なら絶対に外には出られないし、基本的には施設の中で過ごす事になる。でも、思った以上に自由で好きな事できたし、看護師や医師のサポートがしっかりしていて少し拍子抜けした。

実際に、他に参加している人たちと話すとほとんどがリピーターだった。看護師からも「もう一回参加する人の多いよ」って聞いたし、実際に参加すると確かにハードルはかなり下がったのを覚えてる。

僕がやった治験は拘束期間は長かったけど、そんなに難しい内容じゃなかったし本とかマンガ読んで過ごすだけで良かった。単純に楽か?って言われれば、健康診断受けたり色んな制限があったりで思った以上に大変だったかなというのが正直な感想。

でも謝礼金は確かに学生時代の身分としては破格だったし、夏休みや春休みを利用して治験を受けていたので、ちょっとしたボーナスみたいなものだった。ここで稼いだお金は主に留学資金にあてたり、好きな物を買ったりした。

なので、もし自分が納得できて割り切れるのであればこんないい高額アルバイトは他にはないと思う。ただし、拘束時間やルールにはそれなりにきっちり縛られる。

僕たちが治験モニターになった薬が世の中に販売され、誰かの痛みを和らげていると考えれば悪くはないと思う。サポート体制もしっかりしているし、こういうボランティアの方法もあるんだなと思った。

治験ボランティアについてのまとめ

今回は学生のころに体験した治験について説明してきたけど、治験はあくまでもボランティアだし、自分と相談して決めることが大事だと思う。時間があって家でダラダラと過ごすのであれば、検討してみてもいいかもしれない。

最後に治験ボランティアをするにあたっての情報サイトを紹介しておく。

▶︎治験No.1の生活向上WEB【治験モニター募集】

治験の総合サイト。基本的な情報であればここで充分に手に入るようになっている。まずはこのサイトから始めてみるのが良い。

 

日本最大級の新薬モニター情報サイト

新薬ネットは全国14都道府県53ヶ所で行なわれている治験の情報を知ることができる。実際の体験談なんかもまとめられている。発売直前の医薬品、健康食品、化粧品などを使用して、血圧、体温、採血、採尿などの検査データを提供するモニターが多い。無料メルマガ登録で情報をもらう事ができる。

 

JCVN治験ボランティア 

健康な人から高血圧、花粉症、タバコ依存、アトピー性皮膚炎、うつ病・不眠など特定の病気を持っている人が参加資格をもらえる治験など種類が豊富。

 

ニューイング

NPO[特定非営利活動]法人として治験ボランティアの紹介を行っている。実際に登録してみないとどんな治験があるのか分からないようになっている。体験談なども少しあり。

 

▶︎満足度95%以上、大阪で治験をお探しならインクロム

大阪の治験情報に特化したサイト。治験に特化した医療機関で受けることができ、DVDやマンガ、インターネットルーム、学習室まで完備されてるとのこと。逆に僕が受けたいくらい良い施設…

 

あとは同じはてなブログの繋がりでなかかずさん(@kaz_volley)も治験の体験談を書いてるのでご参考までに。

こちらは参加したての情報が満載なのでかなり参考になる。ブロガーにはトコトン向いているなーと思う。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。