KICK THE CAN CREW復活記念!思い入れ深いオススメ楽曲10選をあげてみる

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ついに復活の缶蹴り野郎たちが14年ぶりに帰ってくる

KICK THE CAN CREW

友人からいきなりLINEが入る。珍しいなと思ってメッセージを見たら飛び込んできた「KICK THE CAN CREW」の文字。一気に中学生の頃の記憶とか蘇った。

KREVA, MCU, LITTLEと3人で結成された聴きやすくてノリの良い正統派なHIP-HOP曲は当時の僕にとっては衝撃的だった。

キングギドラとかライムスターとか、リップスライムに到るまで一気にHIP-HOPジャンルが広まった頃でもある。昔、カセットテープからMDプレイヤーに移行していた時期に友人と自転車に乗って、学校帰りにTSUTAYAへ足を運んでいたのを思い出す。

SONY Hi-MD ウォークマン MZ-RH1 S
このイヤホンの間にあるピコピコ作業出来る中継部分が当時はカッコよかった

 

今でこそスマホ一つでダウンロード出来る便利な日々を送れているけど、あの頃のTSUTAYAに行ってCDのジャケットを眺めながら色んなアーティストの楽曲を聴いてみたのがすごく懐かしい。

と、今頭の中で昔の記憶がすごい蘇ってきてて、懐古してる場合じゃないんだけど、文章を書けば書くほど色んな場面を思い出す。

音楽って当時の記憶とか場面を思い出させてくれるし、それが僕にとってのKICK THE CAN CREWの位置づけでもある。

宇多田ヒカル、Mondo Grosso、KICK THE CAN CREWと色んな思い出の詰まった日々を思い出させてくれるアーティストが復活するって何とも言えない興奮がある。

新アルバム発売&武道館で復活祭

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出典:KICK THE CAN CREW、結成20周年で完全復活 | KICK THE CAN CREW | BARKS音楽ニュース

もうだいぶニュースになっているのでご存知の方々も多いと思うけどあらためて。

2017年8月30日に新アルバム発売!

2017年9月7日に日本武道館で「復活祭」を開催

そしてKICK THE CAN CREW公式ウェブサイトにはテレビ出演の情報の予定が並ぶ。復活に向けて一気にエンジン全開という感じ。

というわけで復活への感謝の気持ちも込めて、改めてKICK THE CAN CREWの楽曲の中で好きだった曲を選んでみることにした。

KICK THE CAN CREWで思い入れのある10曲

ここからはあの頃を思い返して、とにかく好きだった楽曲を個人的に10曲選んでみた。メジャーどころからマイナーで好きな曲まで織り交ぜた感じでGO。

マルシェ

KICK THE CAN CREWへの入り口はこの楽曲から。一気に僕をHIPHOPの世界と魅力へ引き込んでくれた思い入れのある曲。つまり、ホントの始まりは単なるミーハーだった。それから、CDを手にとって1曲1曲を聴きこむごとに3人それぞれの個性とリズムの虜になっていった。

紅白歌合戦で歌ったことも話題となり、KICK THE CAN CREW=マルシェ、という構図が出来上がった。代表曲の一つ。

タカオニ2000

タカオニ2000 – YouTube

アルバムGreatest Hitsに収録されている曲。普通ver.のタカオニよりもこっちの方が好き。登って行く感じと何とも言えないリズムが絶妙。KREVAの「少年はいつしか大人へ変わってもまだまだ行くとこまで行けるなら絶対行っとけ」というフレーズに何度も励まされた。泣ける。

ちなみに2001年の同時期に発売されたシングルで有名なイツナロウバだけど、当時英語が苦手だった僕はベストアルバムを手にとったときに初めて“It’s not over.”をカタカナにしたことに気づいた。

地球ブルース〜337〜

337拍子をノリノリにした楽曲。当時はお酒飲めなかったけど、二次会のカラオケとかで歌うとかなり盛り上がったんだろうなって思う。こういうノリの良い曲をあっさり作ってしまったり、しっとりした曲を作ってきたりとギャップにもだいぶやられた。

2003年発表のアルバムmagicnumberは完成度が高くて1、2を争うくらいの人気。

GOOD MUSIC

シングルでありアルバム名でもあるGOOD MUSIC。まんまだけど良い音楽。僕の友人は酷評してたアルバムだけど個人的にはめっちゃ好き。このあたりから徐々に活動が途絶えはじめてきてたのも覚えてる。当時、PVとか見てたはずなんだけど今はどこを探しても見つからないのが少し残念。

もしも

この少し寂しい夜に聴く感じがかなり好み。夜の都会を歩きながらひっそりと聴きたい。3人それぞれがもしも◯◯だったら、という設定で歌詞を書いている。KREVAのMCでお決まりのリズムで歌うところはさすが。一番はじめのころKREVAはもしも(犬だったら)という設定を考えてたらしい。

VITALIZER

この楽曲も悲しい、雨の日に聴きたい1曲。こういうしっとりとした曲作りが新アルバムの中に潜んでいるんじゃないかと期待している。個人的には、このアルバムの「ONE FOR THE WHAT, TWO FOR THE WHO PARTⅢ」も好き。

movingman

movingman

昔、Youtube動画があったけどもう削除されてしまっているので聴きたい方は購入されたし。これもマイナーだけど、引っ越しを題材にした楽曲で個人的にはかなり好き。もう4回くらい引っ越しやってるけど、この曲を前日と当日に流しながら作業するのがちょっとした儀式みたいになってる。聴いたことないよーって人はぜひ聴いてみることをオススメしたい。

ユートピア

もう始まりから好き。いわゆるその当時しか作れない色んな感情が込められた曲だと思っている。単純な歌の上手さとか、ノリが良いとか、そういったことだけが良い歌の条件じゃない。今、その瞬間に迷った感情を歌に込めて書かれた曲ってのが伝わってくる。

探せばもっと良い曲なんていくらでもあるのかもしれないけど、何となく耳から離れない曲ってこういうものなんじゃないか。

magic number

やっぱり好きなのがこの曲。なんでこんなに夜が似合うんだろうっていっつも思う。アルバムのラストを飾った曲であり、ラップなのにこのカッコよさは正直かなりズルい。今回の復活での絵柄も当時のイラストジャケットをそのまま14年後にタイムスリップした感じになっている。

アンバランス

一番の思い入れのある曲がこれ。中学生時代が一気に蘇ってくる本当に懐かしい曲。発売前のPVの時はタイトルさえも決まってなくて、この曲いいんだけどなんだろ?という思いで見ていたのを思い出す。

PVは2種類あってどっちも好きなんだけど、ライブの映像やオフショットを写した方が個人的に好きでかなりリピートしてたと思う。やっぱノリノリな曲よりこういう曲がKICKらしい。

とはいえ新曲もやっぱ良い

今回、公式サイトで発表された新曲「千%」はかなり耳に残る。でも、はじめに聴いたときに思ったのは14年後って感じが全くしなかった。不思議と、何となく昔のまま変わらずKICK THE CAN CREWだなって思えた。

復活のライブチケット、取れるだろうか。

ひとまず、新アルバムの中身を楽しみにまっておきたいと思う。いやー興奮冷めない日がしばらく続きそう。