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ACIDMAN20周年に寄せて書きたい魅力とずっとファンであり続ける理由

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2017.11.23に埼玉で行われた"SAI"のお知らせに気づいたときにはもうすでにチケットは完売していた。

結局、仕事で行くことは出来なかったのだけど、23日のメンツがとにかくすごかった。ストレイテナーとthe HIATUSのファンなのでこれも見れるって考えるともう最高に興奮できるフェスだったんだろうなって思う。最後にACIDMANに繋がるってもう最高以外の何ものでもない。

記念すべき20周年ということで少し想うことがあって、久しぶりに「書き殴りたい」気持ちになったのでPCの前で生まれている文字を打ち込んでいる。

ACIDMANとの出会いはもう15年も前になる。

2002年当時、JapanCountdownという深夜の音楽番組(CDTVの前)を食い入るように見ていた。聴いたことのない新しい楽曲を探すのがとにかく好きで毎週楽しみにしていた番組。

そのオープニングに流れたのが"イコール"という楽曲。ただ何となく「メロディとボーカルの声が掠れててカッコいい」と思い、TSUTAYAでCDを購入した。借りるのではなく購入したのは何となく直感的だったと想う。

今考えれば、本当になぜわざわざ買おうと思ったのか。不思議な縁だったのかもしれない。

有名だった"赤橙"という楽曲も知らず、いきなりイコールのアルバムから聴いた僕は全編で「ものすごく重たい」雰囲気みたいなものを感じた。

唱っている歌詞もすごく難しい。イコール以外の楽曲も初めは身体に馴染まなかったのを覚えてる。

それでも、なぜかリピート再生してしまう。不思議と「もういいや」って思えなかった。

それからイコールのDVD、1st, 2ndのアルバムを借りてきては聴き続ける毎日が続いた。これがACIDMANとの出会いだった。

当時も今も一番好きだった楽曲は"migration10 64"。これがもう周りの誰も知らない歌で、そもそもAcidmanを深く聴いてる人さえいない状態。それでもこの楽曲は当時一番聴いたものだった。本当に懐かしい、そしていつかライブで聴きたいという切なる願いは約10年後の2014年のAnthologyというファン投票ツアーで感動的に実現する。

僕が考えるACIDMANの魅力

真っ直ぐさ、だと思う。

結成当時から一貫してブレない「生命の誕生から終わり」の一瞬を表現すること。

その軸は今なおブレることなく楽曲に表されている。

常に「生きることの終わり」を見据えている楽曲は少し儚い。友人に話しても難しいの一言で片付けられることもあった。

もちろん良いと言ってくれる人のほとんどが「音楽のノリがいいあのバンドね!」と"赤橙"や"造花が笑う"を取り上げる。もちろん、そこに魅力充分なんだけど本当に彼らが伝えようとしているメッセージってなかなか伝わってないって思った。

ずっと、「生きること・死ぬこと」っていう途方も無いような一つの大きなテーマについて考え抜いて、ギターとベースとドラムで表現しようとする姿は僕がファンになった15年前から変わってないし、たぶん20年間ずっと変わってない。

僕らはただ消えてしまうだけ

人の一生なんて

宇宙全体の一生に比べれば

ほんの些細なことさ

小さな僕らは生まれて消えるだけ

そんなメッセージから伝わるのは「今というこの瞬間は二度と来ないから、その大事さに改めて気付く」ことなんじゃないかって思う。実際に、このセリフはどのライブでも確実にボーカルの大木さんが投げかける。

聴き直して改めて思うこと

かっこいいだけが音楽じゃない、歌詞に共感できるだけが音楽じゃない。

その先にあるメッセージに共感できるからこそずっと僕はファンなんだろうなって思う。ブレることなく、ひたすら真っ直ぐに歌を作り続ける。

そして、どんな曲にも物語と生きること死ぬことの全てが詰まってる。

誰もやってないことをやり続ける、だからこそ20周年の"SAI"は語られたんだろうなって思う。

初めの頃の伝えたいことを全面に押し出した楽曲から、少しずつ人の気持ち・愛情に焦点を当てるようになり、周って巡って本当にたくさんのひとたちの愛に支えられたACIDMANをずっとファンでよかったって思えた。

毎回聞き直すたびに、自分の原点に立ち帰れる。音楽って本当に気づきのメッセージだなって思う。

いてもたってもいられず、昨日このDVDを引っ張りだして聴き始めた。

僕個人として、一番行きたかった最高のDVDがこれ。

LIVE TOUR“新世界”IN日本武道館 [DVD]

23日の夜に見てまた涙した。

一番最後に込められたメッセージと、アンコールの万全の準備。もしこの場にいたとしたら、目の前で絶対にただ立ち尽くしたんだろうなって思う。

また来年、ライブに参戦しようと思う。

 

ずっと、四六時中追いかけているわけじゃなかった。でも不思議とその折で立ち返って楽曲を聴いて口ずさむ。これからもずっと変わらずファンなんだと思う。

 

ライブに行った人、改めてACIDMANを聴き直し始めた人、まだ何も知らない人。

こんなバンドもいるんだよと、改めて伝えたい。

 

20周年、本当におめでとうございます。