馬の可愛さと魅力に触れ合える。どんな人でも楽しめるノーザンホースパーク。
北海道の新千歳空港から観光バスで20分もかからない馬のテーマパークです。目的地として、ちょっと時間が余ったときの観光先としてその楽しみ方を紹介していきます。
ノーザンホースパークってどんなところ?
お馬さんとのふれあいをメインに1日遊べるアウトドアスポット。単純に動物としての馬が好きな人から、マニアな競馬ファンまで1日遊べます。
今回、初の愛馬見学で新千歳に訪れたので、ノーザンホースパークをじっくりと堪能してきました。
パーク内の乗り物やアクティビティに別途費用がかかります。
費用はこんな感じなので参考にしてみてください。
滞在時間ごとの楽しみ方について
見所のたくさんあるノーザンホースパークですが、滞在時間ごとに楽しみ方をまとめてみます。
滞在時間の目安
ぐるりとざっくり見て回る 1時間〜2時間
ポニーショーなどゆったり楽しむ 3時間〜4時間
じっくり全て回って1日楽しみたい 5時間〜
僕が行った感覚だと、2~3時間あれば充分に馬たちとのふれあいを楽しめます。
もちろん、1日楽しめるけど多分広大な敷地で遊びまわって疲れてくるので休憩を入れながら楽しむ感じになります。
だいたい3時間あれば、充分楽しめると思います。
ノーザンホースパークを徹底的に楽しむためのガイド
パーク内のアクティビティ別の所要時間をざっくりとまとめておきます。やりたいことを決めておき、自分の滞在時間に合わせてスケジュールを立ててみてください。
ハッピーポニーショー(所要時間 約20分)
もう何もかもが可愛いの一言で全てまとめられる、誰もが幸せな気分になるポニーショーです。開催時間が決まっているので注意。席も多いですし、立ち見も可能なので見れないということはほぼないと思います。
パドック・厩舎めぐり(所要時間 約30分〜1時間)
パークの中で生活している馬は12種類、約80頭。大きさも性格もさまざまな馬たちと自由に交流ができます。
馬さんのほとんどが草をムシャムシャしているか黄昏ているので、じっくり眺めてもそこまで時間はかかりません。馬のエサ(クッキー)も200円で購入できるので、エサやりも楽しみたい人は買っちゃおう。
馬の鼻から口元のなんとも言えない肌触りはやみつきになるはず。
ボタニカルガーデン(所要時間 約5分)
レストラン付近にあるボタニカルガーデン。そのときの季節ごとに違ったお花を楽しめます。こじんまりとした素敵なガーデンなのでそれほど時間もかからず楽しめると思います。写真はあえて載せないので、行ってからのお楽しみということで…
馬見の丘(所要時間 約5分)
パーク内の端っこにあるので、移動時間も含めるともう少しかかるかもしれませんが、単純に眺めると5分くらいかなと思います。
壮大な景色を堪能して、もし馬が近くまで来ていたら近寄ってみてください。北海道の大自然を満喫できるスポット。
体験乗馬・ホーストレッキング(所要時間 約30分)
一面に広がる森林を馬に乗って散策します。
今回は参加してませんが、遠目から見ていてもかなり羨ましいなぁと思えるアクティビティです。
毎回かなり人気らしいので、参加するなら事前に電話などで申し込んでおくことをおすすめします。
インドア乗馬場(所要時間 約30分)
すみません、写真が撮れなかったので馬に乗ってる写真を載せます。こんな感じで馬に乗って室内をぐるぐる周回できます。雨の日でも体験できるので、参加しやすいアクティビティの一つ。
観光ひき馬(所要時間 約10分)
馬に乗ってぐるりと1周の乗馬体験ができる観光ひき馬。誰でも楽しめて、多くの人が参加できるので、パーク内のアクティビティの中でも一番人気です。
バス乗り場を降りてすぐの場所にあり、自販機でひき馬券を購入して順番待ちします。僕が行ったときは10人以上並んでました。1度は必ず体験しておくことをおすすめします。
ホースギャラリー(所要時間 約15分)
ノーザンホースパークがあるのは吉田善哉さんが日本競馬に繁栄をもたらしたからと言ってもいい。そんな日本競馬の歴史を知れる場所がホースギャラリー。
中には、社台牧場繁栄の歴史と現在の牧場の姿、活躍した馬たちのたくさんのトロフィー、セレクトセールについて、などなど…サラブレッドについて深く知れる場所です。
僕が訪れたときはディープインパクトのレースがダイジェストでずっと流れ続けていました。競馬としてサラブレッドの歴史、栄光、繁栄を肌で感じられる場所です。
壁に刻まれた吉田善哉さんの最後の言葉には感動します。
ノーザンホースミュージアム(所要時間 約5分)
ポニーショーが行われている建物の2階にあります。ちょっと子ども向けだけど、装鉄など実際に使っている馬具を触って楽しめます。サクッと周れるのでそんなに時間はかかりません。
ライディングエリアのジャンピングショー(所要時間15分〜30分)
不定期開催ですが、引退競走馬による迫力あるジャンピングショーや馬術競技会も行われています。
僕が行ったときは馬術の練習を行っていました。観客席は自由に入れるので、時間があるときにふらりと立ち寄って眺めていくのも良いと思います。
そのほか、アウトドアアクティビティとして以下も楽しめます。
春〜秋のアクティビティ
サイクリング、かるがもサイクル、ポニーサイクル、バルーンアーチェリー、レーザーシューティング、パークゴルフ、テニス、バスケ、ランドカー
冬のアクティビティ
観光ひき馬・馬そり、ミニスノーモービル、クロスカントリー、スノーラフティング
ここに上げているアクティビティは何人でやるか、どこまで楽しむかなので所要時間はご自身で決めちゃってください。
思っている以上に楽しみ方は幅広いです。
厩舎を回って馬と触れ合うのもよし
乗馬体験するもよし
色んな馬と触れ合うもよし
馬見の丘で牧場の景色を優雅に楽しむもよし
馬と自然とのんびり過ごせるいても楽しめるたくさんのスポット
乗り物で広大な敷地を走り回るのもよし
家族と一緒でも、友人と一緒でも、1人でももちろん楽しめるのがノーザンホースパーク。広い敷地内はゆったりと楽しめるので、せかせかせずゆとりを持って楽しもう。
覚えておきたい情報や注意点まとめ
① パーク全体のマップを事前に把握しておこう
パーク内のマップがこちら。
入場するときにパンフレットがもらえるので、事前にどこに行きたいかある程度目星をつけておこう。
② 食事施設の貸切に注意
パーク内には食事できる場所がいくつかあります。ただ、結婚式場やパーティ会場として使われることもあるので事前に確認しておいた方がベターです。
③ アクティビティの事前予約を
特に人気のあるトレッキングや体験乗馬は満員になることが多いので注意。
どうしても参加したいアクティビティが決まっているなら、先に予約を取っておくことをおすすめします。
競馬好きなら絶対知ってる名馬にも会える
競馬ファンにはたまらない場所がここ。
厩舎内には超有名馬たちがノーザンホースパーク内で余生を過ごしています。例えば、こんな名馬がゆっくりと余生を過ごしています。
2019年8月26日現在でいる馬たち
ヴァーミリアン
デルタブルース
ジャガーメイル
アロンダイト
ラストインパクト
フォゲッタブル
トライアンフマーチ
カレンミロティック
カミノタサハラ
ブライトエンブレム
ディキディキ
シルクフォーチュン
ファントムライト
ホーカーテンペスト
バトードール
タガノメルシー
キングナポレオン
ロイカバード など
そのほか、ポニー、クオーターホース、ばん馬など厩舎の中でのんびりする馬たちと触れ合える。
餌くれないとこんな感じでそっぽを向かれてしまうことも…
相手にされるように名前を呼んでみよう。
でも個人的にはやっぱりこの馬に会うのが一番ですかね。
ウインドインハーヘア。誰もが名前を聞いたことのあるディープインパクトのお母さんです。
午前中は外、午後は厩舎でゆっくりと余生を過ごしてました。
ちなみに、この厩舎にディープインパクトの記帳を集める追悼部屋があり、改めてディープへの想いを感じました。
写真はちょっと遠慮したのでありません。天国でも駆け回るディープにお祈りしておきました。
ノーザンホースパークはみんなが開放的に遊べる馬のテーマパーク
ノーザンホースパークは想像以上に楽しめるアクティビティが満載でした。
観光情報はたくさんありますが、なかなかパーク内の情報が見つけられなかったので参考になればと思って今回の記事を書きました。
家族でも、友達でも、一人でも楽しみ方を見つけて、思いっきり楽しめる場所です。
大自然を全身で感じながら、人と馬の絆を改めて知る一度は訪れたい場所です。
みんなが馬を好きになる素敵な時間をぜひ楽しんでみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。