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将来に悩む学生だった僕に沢山の気づきをもらったおすすめ本【アルケミスト】

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学生時代に出会った人生に迷ったら読むべき本「アルケミスト」

以前、オススメ本を紹介した記事自分の生き方に大きな影響を与えた衝撃的な本を厳選紹介するの中でも紹介した中でも僕が個人的に非常に思い入れのある本がアルケミストだ。


▶︎アルケミスト―夢を旅した少年 

 パウロ・コエーリョというブラジルの作家が書いた本で1988年に出版され、ブラジル国内で20万冊の大ヒットを記録する。その後、 各国語に翻訳され、今でも多くの人に愛され続けている。

物語としては一人の羊飼いの少年が旅に出るというものだけど、単純な旅人の物語ではなく、人とは何か、考え方、生き方、宇宙と自分との関係、周りとの関係、そんな広いモノの見方と視点を与えてくれる本になっている。

僕自身、大学生になって何でもない日々を送っていたころにないころに自分のこれからについてかなり悩んでいた。 そんな時に何がきっかけだったかはあまり詳しく覚えてはいないけど、この本のことを知って読み始めた。

読んだ1ページ目からグッと引き込まれて一気にのめり込んでいったのを今でも覚えている。この本に自分の持っている悩みの大きな部分だった「これからの生き方」(当時は本当に真剣に考えてたと思う)について、核心を突かれたような気がした。

あらゆる場面に気づきや考え方のヒントが散りばめられていて、今までで読んだ中で一番影響を受けた本は何か?と聞かれると真っ先にこの本が頭に浮かぶ

そんな僕にとって本から心に響いた言葉をまとめてみた。

アルケミストの中で心に響いた言葉まとめ

ここからは僕が実際にアルケミストを読んで心に響いた言葉を紹介していく。本質というか一番キモのところを毎回ズバッと言い当てられるのでなかなかページをめくる手が進まなかった。そういう本は貴重でなかなか出会わないので大切にしていきたい。

まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、すべてが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こって欲しいすべてのことに憧れることも、恐れない。ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ。

ある日を境に、自分が夢中になってきたことを忘れてしまってることに気づくことってないですか?子供の頃に抱いた単純な好奇心とか、ご飯を食べることも忘れて好きなことに没頭したり。

そういった純粋な感覚っていつしか薄れてしまって、社会の中でい学校に行かなければならない、テストで良い点数を取らなきゃならない、親の期待に応えないといけない、いい職に就かなければいけない・・・そんな社会の固定観念みたいなものに縛られる

そしてその道から少しでも逸れると異端児、変わり者としてレッテルを貼られる。

そうやっていつしか「しなければいけない」という言葉に縛られて、自分自身を見失ってしまう。

上記のことばの中にある不思議な力とは、僕たちの環境を取り巻く意味不明で不明確な空気だったり、日本という文化の中で生み出された勝手な「思い込み」なだけのかもしれない。

自分の身に起こることについて考えさせられる文

人は人生のある時点で、自分に起こってくることをコントロールできなくなり、宿命によって人生を支配されてしまうということだ。それが世界最大のうそじゃよ  

周りに自分の人生を決められているのかもしれないってたまに思う。自分ではもうどうしようもなくなって、こうしなきゃいけない、ああしなきゃいけない、そんな言葉に踊らされて、いつしか自分の人生を他人のために作りあげるだけの毎日になってしまう

それが実は嘘だと気づけるか。同じような毎日を繰り返していくと、その毎日を変えようとすることさえ面倒に感じてしまう。そんなときハッとさせられた文。

少年は風の自由さをうらやましく思った。そして自分も同じ自由を手に入れることができるはずだと思った。じぶんを縛っているのは自分だけだった。

自分を縛るのも、自分を変えられるのも、自分の道を進むのも、すべて自分が決めること。でも、気がつくと周りのせいにしたり、環境のせいにしたりして一体何が本当なのかさえも分からなくなってしまう。誰かのせいにするのは簡単だけど、自分にとって嘘をつくことになってしまう。

「僕は他の人と同じなんだ。本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ」

自分の考え方とか視点ってそんなに客観的に見れるものじゃない。でも、実は自分にとって都合のいいように周りを見てしまっているんじゃないか。でもそれに気づくってなかなかできない。

自分が思っていることは、相手にとってとても重要だったりそうじゃなかったりする。 でも、自分が見ている状態を相手が共有しているように話してしまう。自分の都合で自分だけの世界を作り上げている。今目の前に見えてるのは、自分の見たいように見た世界になってしまってるのかもしれない。

何かに挑戦するときに勇気がもらえる文 

もし、自分の運命を生きてさえいれば、知る必要のあるすべてのことを、人は知っている。しかし夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。それは失敗するのではないかという恐れだ。

何かを始めるとき、何かを失う可能性について考えてしまいます。例えば、もしあの子に告白すれば付き合えるかもしれない、でも断られたらもう一生話す機会はないかもしれない。学生の頃はこんな純粋でどうでもいいことに思い悩んで、結局自分から行動できなかったことがある。

夢というと大げさなのかもしれないけど、何か新しいことを始める時に必ず「失敗するかもしれない」というリスクについて嫌でも考える必要がある。でも、それが一歩を踏み出すときの壁になってしまってはいけないんだと思う。

「(剣を奪われたことに対して)彼は自分のことをどろぼうに会った哀れな犠牲者と考えるか、宝物を探し求める冒険家と考えるか、そのどちらかを選ばなくてはならないことに気が付いた。「僕は宝物を探している冒険家なんだ」と彼は自分に言った。」

自分に対する考え方は、180°変えることだってできます。底ぬけにポジティブな人って必ずいます。そういう人たちと、ネガティブに考えてしまう人にとっておそらく起こっている事にそんな大差はないのかもしれません。

大事なのはその起こった物事に対してどういう視点で捉えてどんな風に考えるか?

その考え方一つで楽に賢く生きることもできるし、逆に辛く寂しく哀れに生きることもできる。

そうやって自分の立場をどう捉えるかは、その後どうしようとするか、どういう結果を求めて行動するか、そのすべてに影響が出てくる。何も特別なことではなく、その答えはすでに自分が持っている考え方一つなのかもしれない。 

「どうやって未来を推測するかだって?それは現在現れている前兆をもとに見るのだ。秘密は現在に、ここにある。もしお前が、現在によく注意していれば、お前は現在をもっと良くすることができる。そして、お前が現在を良くしさえすれば、将来起こってくることも良くなるのだ。未来のことなど忘れてしまいなさい。そして、神様は神の子を愛していると信頼して毎日を神様の教えに沿って生きるがよい。毎日の中に永遠があるのだ」

ちょっと宗教っぽい表現もあるけど、「毎日の中に永遠がある」っていうのは最初は何言ってるのか全然分からなかったけど何度か読むうちに何となく分かってきた気がする。今日した選択が、明日を作って、明日の選択の積み重ねが自分の未来になり、そしてまた明日に繋がっていく。だから、今にすべてが詰まっているということだと思う。

この言葉に出会ってから、将来のことばかり悩んでいた僕は今現在をだらだらと過ごしてしまっていたことが不安とか悩みに繋がってると気づくことができた。

今を生きるってことの大切さに気付かされた文

最後に僕がすごく好きな文章を紹介しておきます。

私は生きています。私は食べている時は、食べることしか考えません。もし私が行進していたら、行進することだけに集中します。もし私が戦わなければならなかったら、その日に死んでもそれはかまいません。

なぜなら、私は過去にも未来にも生きていないからです。私は今だけにしか興味を持っていません。もし常に今に心を集中していれば、幸せになれます。砂漠には人生があり、空には星があり、部族たちの男たちは人間だから戦う、ということがわかるでしょう。人生は私たちにとってパーティーであり、お祭りでもあります。なぜなら、人生は、今私たちが生きているこの瞬間だからです

先ほどの現在の中に未来がある、というのはまさにこのことだと思う。今日を思いっきり生きてみる、過去とか未来とかいう言葉から一旦離れてみる。まさに「今」目の前に流れてる時間に集中してみる。そんな大事なことを教えてくれた気がした。

アルケミストに込められた想いを考える

アルケミストとは練金術師のことだ。錬金術とはある物質を金(きん)などの貴金属に変える魔法の方法。結局、このアルケミストという本は何を伝えようとしているのか?この文章に現れてます。

私たちが今の自分より良いものになろうと努力すれば、自分の周りのすべてのものもよくなるということを、彼らは教えているのです 

僕自身の解釈ですが、この世のすべてのものは一つの粒子から始まっていてそれがあらゆるものに姿形を変えて生まれ変わっていると思ってます。人も植物も太陽も風も車も鉄も心も、すべてがある一つの物質から生まれて、それが様々な形になって現れてるだけだということ。

モノを大切に扱ったり、磨いたりすることは自分自身を大切に扱ったり磨いたりすることと同じだと思う。

そしてこの世のすべての人が練金術師であり、生み出すものを金(きん)にできるかどうかはその人次第であるということ。

例えば、自分の身に相当な不幸が起きたら、それは考え方一つで苦しみにもなるし自分を変える出来事にもなり得る。世の中で起こっているあらゆることを自分の考え方一つで金(きん)にすることだってできます。

ほんの些細なことでも大事に、考え方を変えることによってより良くできる(金色に輝かせることができる)

毎日の中にそのヒントがあって自分の目の前に広がっています。すべてのものは一つに繋がってる。本文中に出てくるこのメッセージが全ての原点になってます。

ぜひ、時間がある時に読んでみてください。もしあなたが学生ならぜひ手にとってみてほしい。本当におすすめ。


アルケミスト―夢を旅した少年

※本文中の引用は全てアルケミストの本文より引用しております