ホームステイ先で日本を英語で紹介したい人におすすめな本10選

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英語で日本の文化を紹介したい人向けの本を厳選しました

今回は英語のお勉強ではなく、少し視点を変えて日本の文化を英語で紹介するときに役立つおすすめ本を独断で選びました。2021年に開催延期された東京オリンピックに向けて、今後さらに英語の需要が高まってくるはずです。英語で話す機会も少しだけ増えるかもしれません。

そんなとき、外国人に日本の文化を少しでも英語で説明できるようになっておけるとよ喜ばれるはずです。しかも、日本の文化について日本人ですら良く知らないことがほとんどです。折り紙、茶道、神社・お寺での作法などなど英語で説明するとなるとアタフタしてしまうこと確実です。

ということで、「日本の文化を英語で紹介したい」ときに1冊持っておいて損はない本を厳選して選びました。

今回の本選びのポイントはこんな感じです。

本選びのポイント

  • できる限り最新の本(2016時点から)
  • 絵や図でとにかく分かりやすい
  • 外人にそのまま見せても通じる

それではまとめていきましょう。

英語で話すイメージを膨らませられる図解事典

いざ日本の伝統文化やしきたりなどを英語にしようとすると必ずぶつかるのが「単語知らない」問題です。頭の中では思い浮かんでるし日本語もわかるんだけど、上手く英語で説明することができないことって本当に多いです。

この本は図解でかなり詳しいところまで気を配っており、日本の文化とか細かい配慮までされています。内容も日本人特有の習慣、伝統文化、政治経済まであらゆることが日本語と英語で説明されています。極め付けは図解で、絵を見て具体的にイメージしながら単語や説明文を学べるようになってます。

英語を使って日本文化を紹介するガイドを目指す人、逆に日本人として日本の文化を英語で学びたい人にオススメ。

日本の寿司をトコトン英語で説明したいならこの本

※本サイズが大きいためkindle版購入の際は大きなディスプレイ環境が必要です

日本が世界に誇る寿司。外国人全員が好きなわけじゃないけど、英語でちょっとくらい説明できたほうがいいはず。ということでこの本を紹介するんですが、ハッキリ言うとひたすら寿司マニアックな英語本です。基本的にはお寿司できっちりと1言1句おもてなししたい人が読むような内容になっている。

40種類以上のネタを一つ一つ、英語で丁寧に説明しているので外国人がよく来るお寿司屋なんかに置いてると面白いかも。本書は「手ぬぐい」付きなのでプレゼント用として外国人に渡すのがオススメ。

日本紹介するためのおもてなしの英会話術を学べる1冊

東進ハイスクール講師であり、TOEIC本でお馴染みの安河内さんが書いた本。日本の文化を初めから終わりまでビッシリと日本語訳と英語訳で説明してくれている。

この本のは実際に外国人に説明することを念頭に各項目30秒で収まるように配慮されている点がポイント。ただ、ちょっと受験勉強チックな面があるので気楽に楽しみたい人にはあまり向いていない本かもしれない。きちんと真面目に英語で日本の文化を説明できるようになりたい人にオススメ。

人気のある包丁の歴史と文化を知るなら京都・有次の包丁案内

超有名店である京都有次の包丁本として非常にマニアック向けな内容になっている。実際に京都を訪れる観光客もこのお店を求めてやってくることもあるほどのお店。その職人魂の光る老舗の歴史、こだわり、想いがこの1冊に集約されています。

なぜ世界でこの包丁が支持されているのか?料理のプロに愛される秘密とは何か?包丁の選び方、さらには研ぎ方にまで日本語と英語の説明が丁寧にされています。料理人の外国人の知人がいる方なんかは包丁と一緒にプレゼントしたりするといいかもしれません。

英語で古くからある日本文化のマナーやしきたりを知るならこの1冊

生まれてずっと日本にいれば当たり前になっていることが、海外の人にとっては珍しかったり理解できなかったりすることがあります。この本はそんな日本独自のマナーやしきたりを英語で詳しく説明した内容になってます。具体的にはこんな感じ。

  1. 食事のマナー
  2. 宿泊・訪問のマナー
  3. 参拝・観光のマナー
  4. 日本文化にふれる
  5. お土産を買う
  6. 日本のしきたり
  7. おもてなし英語フレーズ集

実際に日本に観光に来る場合を想定した内容がまとめられていて、この本を外国人と一緒に読み込むだけで日本のしきたりへの理解を深めてもらえるようになっている。初めて日本に来る観光客に、言葉では表現しにくいマナーやしきたりについて説明したい人にオススメ。

絵で見て一発!英語でそれ何て言うんだろうに答えてくれる1冊

英語を勉強したいのは山々だけど時間がないし難しそう、でも日本のことについて少しは英語で話せる様になりたい!そんな想いを叶えてくれる1冊。180テーマ別に3800語の単語が図と一緒に収録されている。

中身は本当に何でもありで例えば、四季折々の催し物の説明、表札、お土産、和菓子、おでんの具などなど…この1冊さえあれば単語で日本の文化を表現できるようになるはず。お手軽に楽しく単語で日本の文化について学びたい人にオススメ。

英語で日本独自のおみやげを伝えたいときに役立つ1冊

実は日本独自のおみやげって意外と盲点で、日本に住んでいるとほとんど使わないけど日本を象徴する物って沢山あります。手ぬぐい、折り紙、筆、和ろうそく、かんざし、招き猫など外国人にとっては説明がないとよく分からないお土産が多いのも事実。

そんなときに役立つのが本書で、おみやげのみに特化した英語本になっている。外国人が必ず立ち寄る(確実に買っていく)お土産コーナーで、これって何?と聞かれたときに一言説明ができるだけでも印象がかなり違います。可愛いおみやげも多いので英語で日本文化を説明したい女性にも手に取りやすくオススメです。

伝統文様で楽しむ折り紙

こちらは折り紙の折り方を日本語と英語訳の両方で丁寧にまとめた単行本になってます。ちょっと大きめの本だけど、逆に読みやすくて折り方とかが分かりやすいのでオススメ。

実際には折り紙と一緒にプレゼントしてあげると喜ばれると思うので、この本自体をお土産の一つの選択肢として持っておくといいかもしれない。

実際に僕も留学時代に、特に現地の女性は折り紙に興味を持ってくれていたので一緒に折ることでコミュニケーションにもつながるはず。

日本の書道について興味があるならSUMI workbookは一度は読むべき

いわゆる「書道」のガイドブック。僕たち日本人は抵抗を感じないけど、海外の人からすれば文字を墨で書くこと自体が敷居が少し高い。そんな人のために日本の墨と和紙と筆を使って、文字を書くための具体的な方法が本書に記されている。

漢字は海外の人からも人気があって興味のある人たちはすごく多いし、実際に書いてみたいって人も多いはず。この本は読み物としても面白いし、細かい筆の持ち方、書き方、強弱の入れ方なんかもかなり詳細に説明されていて日本人が読んでも勉強になる。書道にまつわる本を英語で探している人にオススメです。

2020年の東京オリンピックでcan I help you?と言える人を目指す1冊

2020年のオリンピックは海外から沢山の人が詰めかけるけど、実際に英語だけじゃなくフランス語、スペイン語しか話せない人も多く訪れるはず。この本は実際に街の様々なシーンで話しかけられたり、質問を受けた場合を想定した短いフレーズを英語、フランス語、スペイン語の3ヶ国語で一気に学べるようになってます。

もし困っている人がいたら自ら進んで話しかけてあげよう、という日本人らしいおもてなしの心に溢れてる。実際にはイメージ通りに行くことはほとんどないかもしれないけど、ある程度のパターンを想定しておくだけで全然違ってきます。より実戦的に会話を学びたい人、英語だけじゃなくフランス語、スペイン語も少し勉強してみたい人にオススメです。

大事なのは英語じゃなく日本の文化を理解して伝えること

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本当のグローバル化って、日本人として日本の文化をもう1度きちんと学ぶことなんじゃないかなって思ってます。

アメリカへ1年間留学した時に感じたことですが、海外の人たちが求めているのは英語が話せる日本人ではなく、日本の面白い文化やモノを知っているかどうかだったと思います。お互いに知らない価値観に触れることで話が弾み、自然と仲良くなっていきました。

僕自身、留学の中で一番後悔したことはまさに日本の文化を知らないという現実でした。日本の政治、天皇、日本人の働き方、どんな音楽が流行っているのか、日本にしかない独自の文化は何かということをもっと知っておくべきだったなと感じています。

ぜひ、この機会に日本の文化について一緒に学んでいきましょう。

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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