別府地獄巡りのおすすめコースと見どころをまとめる【観光グルメ】

「別府地獄巡りのおすすめコースと見どころをまとめる【観光グルメ】」のアイキャッチ画像

【PR】本ページにはプロモーションが一部含まれています

別府の地獄巡りをしてきたので写真と共に見所を紹介

年末年始に別府の温泉旅行へ行ってきた。現地で地獄巡りをしてきたので、効率的な周り方とおすすめの見所を僕なりに紹介できればと思う。この記事は主にこんなニーズにお応えできる。

  • 別府の地獄巡りの全貌を写真でざっくり知りたい
  • 効率のよい回り方を知っておきたい
  • 所要時間、駐車場、アクセスの利便性を知りたい
  • 見どころポイントを知りたい

ざっくりと回ってきたので、もっと時間をかければ地獄の細やかな魅力を発見できると思う。ということで、別府の地獄巡りの魅力に迫っていってみよう。

別府地獄巡りの前に見ておきたい由布岳と大分別府の街並み

もし大分自動車道を通ってくるのであれば「由布岳」と「別府IC」の2つは前菜として楽しんでおきたい。まずは別府にたどり着く前に拝めるのが雄大な由布岳

f:id:kei_ta1211:20170107220549j:plain

別名「豊後富士(ぶんごふじ)」とも呼ばれ活火山として湯布院、別府の温泉の源にもなっている。近くまでいけばその雄大さにただただ見とれてしまう。高速で別府へ向かう人はチェックしておきたい。

f:id:kei_ta1211:20170107220558j:plain

もう一つは別府IC。ここのサービスエリアには大分を一望できるデッキがあるので、ここから別府・大分の街並み・国東半島を拝んでおきたい。晴れた日は絶景だし、夜だと夜景がホントに綺麗。

さてさて、大分の街の眺めたら早速別府市内の地獄巡りへ向かうことにしよう。

別府地獄巡りのアクセスと効率的な回り方

別府地獄巡りは、海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄・血の池地獄・龍巻地獄の合計で7ヶ所の地獄を回る。だいたい観光のみで全体の所要時間は大体2時間半から3時間を見ておけばいい。

おすすめルート
(海地獄・鬼石坊主地獄)→(かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄)→龍巻地獄→血の池地獄

車・バスのどちらの方法であってもこのルートがベストになる。車でお越しの方はとりあえず目的地を海地獄に設定しておけば間違いない。海地獄・鬼石坊主地獄は隣同士にあって駐車場も同じになっている。別府インターを降りて右に曲がって、道なりに進めばたどり着けるのでまずはここを目指そう。

f:id:kei_ta1211:20170107234628j:plain

ちなみにバスを利用する場合は亀の井バスが1日3本出ており、ツアー形式で利用可能になっている。(GWなどは臨時便もあるみたい)

このツアーでもおすすめルート通りに巡ることができる。バスの出発時間だけ公式サイトでしっかりと確認しておけばあとはお任せで良い。

f:id:kei_ta1211:20170107233908j:plain

ツアーバスには可愛い地獄の鬼たちが描かれている

海地獄

f:id:kei_ta1211:20170109002911j:plain

<所要時間>

15分〜30分

<特徴>

足湯・お食事所・お土産屋 あり

駐車場180台

入場料金:400円(共通券2100円)

<見どころポイント>

コバルトブルーの海地獄、大鬼蓮(5月〜11月)と睡蓮、れすとらん海の地獄だんご汁、地獄蒸し焼きプリン、温泉たまご、入浴剤マグマオンセン

<公式サイト>

公式ホームページ

見どころポイントは海地獄でしか楽しめないものをまとめてみた。楽しみ方は人それぞれなのでご参考までにどうぞ。まずは海地獄で共通券2100円を購入して地獄行きのパンフレットを手に入れよう。
f:id:kei_ta1211:20170107220615j:plain

ようこそ「地獄」へ。とは言っても大人から子供まで楽しめるので、地獄とは言え決してホラー的要素はないのでご安心を。まずは海地獄から巡っていこう。

お子さんと一緒であれば地獄巡りスタンプラリーも付いてくるのでガシガシ押しちゃってください。

f:id:kei_ta1211:20170107222607j:plain

ではまずは入り口のお決まりの写真スポットへ。

 

f:id:kei_ta1211:20170107220842j:plain

中国人、韓国人も多いのでお利口に並ばず、ガツガツと出て写真を撮っておこう。門をくぐってすぐ左手に地獄名物の「極楽饅頭」が売られている。

 

f:id:kei_ta1211:20170107220853j:plain

1パック売り切りで確か600円くらいする。地獄巡りに来て早々にお腹が空いたのであれば記念に食べてみるのもありだ。さすがは地獄、温泉の熱で蒸し上げられている。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222004j:plain

まさに究極のエコ蒸し器。至る所に湯気がムンムンと出ているのが別府に来た醍醐味の一つでもある。さてどんどん進んでいこう。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222018j:plain

だだっ広い池に海地獄の看板。5月〜11月までは大鬼蓮(オオオニバス)に乗ることができるので盛況らしいが年末年始のためひっそりと静かだ。オオオニバスって?という人はこちらの画像(オオオニバス – Google 検索)を見てもらえればイメージできる。

この先にはお土産コーナーがあり、そこを抜ければ海地獄が見えてくる。お土産コーナーには地獄巡りでしか出会えないお土産も置いてあるので時間があれば楽しんでみてほしい。ここでは個人的に気になったお土産をいくつかピックアップしてみる。

えんまんの湯

f:id:kei_ta1211:20170107222028j:plain

入浴剤ならマグマオンセンが有名だけど、えんまんの湯もおすすめ。家でも地獄の湯を味わうことができる。箱入りや缶などサイズも様々。ちなみに僕は5袋入りのミニサイズを購入。海地獄らしく青色の入浴剤だった。

マグマオンセンはネット通販でも手に入れることができるようなので、気になる方はお試ししてみるといいだろう。

温泉ファンゴ

f:id:kei_ta1211:20170107222050j:plain

女性におすすめ温泉泥パック。特に買ったわけじゃないけど裏面がすごく気になったので紹介だけしておく。で、見て欲しいのが裏側!

 

f:id:kei_ta1211:20170107222107j:plain

どんだけお肌ピィー↑ィンってなるんやろか(笑)地獄のマーケティング戦略に踊らされる。

地獄蒸しプリン

f:id:kei_ta1211:20170107222038j:plain

プリンは絶対に食べておくべき。300円の価値ある絶品プリン。地獄の温泉で蒸された生きのいい仕上がり。飲食コーナーも裏手にあるので休憩したい時にも最適。

お土産の建屋を抜けるといよいよ海地獄が待っている。

 

f:id:kei_ta1211:20170108001859j:plain

海のような綺麗な水色で湯気が舞い上がっている。写真だと伝わらないけど、温泉がグツグツと湧き上がっていて水しぶきが飛んでくる。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222251j:plain

お食事どころとして「れすとらん海」もあり、大分名物のとり天やだんご汁も美味しいのでお昼時を狙って来るのもいいかもしれない。

鬼石坊主地獄

f:id:kei_ta1211:20170109002934j:plain

<所要時間>

10分〜20分

<特徴>

駐車場40台(海地獄180台も利用可能)

足湯・お食事所・お土産屋・温泉 あり

<見どころポイント>

足湯、坊主頭、冠地どりまんじゅう、鬼石の湯

<公式ホームページ>

ホームページ

続いては海地獄のお隣にある鬼石坊主地獄へ向かおう。徒歩ですぐなので車は駐車したままでOK。ここは正直ものの数分で回れてしまう。足湯に入るかどうかで滞在時間が変わってくる。

f:id:kei_ta1211:20170107222621j:plain

立派な坊主の文字の看板を眺めながら中へ。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222634j:plain

メインどころに到着。こんな感じで約99度のドロッドロな坊主頭が湧き上がっている。坊主池は数カ所に点在している。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222646j:plain

おすすめスポットは柚子が浮かぶ足湯。はじめは熱いかもしれないが、数秒漬け込めば慣れてくる。冬場の冷えた空気でも、足元からポカポカに温まる。ちなみに外国人旅行客も多く、足湯に浮かんでいる柚子を不思議に見ているので「柚子=Citron(シトロン)」と覚えておくと役に立つかも。もし訊かれた時のために即答の準備は万全に・・・

かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄をめぐる

海地獄と鬼石坊主地獄を楽しんだあとは、かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄方面へ向かおう。ここは徒歩圏内に3つ固まっているので好きな順番で回ることができる。唯一注意しておきたいのは駐車場の狭さだ。海地獄から徒歩で行けない距離ではないけど、坂道だし車で行った方が無難。

f:id:kei_ta1211:20170107235339j:plain

かまど地獄

f:id:kei_ta1211:20170109002946j:plain

<所要時間>

15分〜30分

<特徴>

駐車場50台

足湯・お土産屋 あり

<見どころポイント>

かまど地獄1〜6丁目、のど湯、肌湯、飲む温泉 、地獄醤油ぷりん、特製地獄醤油、Happy Bell

<公式サイト>

公式ホームページ

かまど地獄はふらふらっと歩けばすぐに終着点に来てしまう。楽しむのであれば、道すがらにある「のど湯」なんかを存分に楽しもう。ここで10分以上持たせるなら実演しているガイドさんの話を聞いてみるのもありだ。

f:id:kei_ta1211:20170107222656j:plain

かまど2丁目に到着。興味がないとサクサク進んでしまうのでご注意を。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222233j:plain

コバルトブルーの地獄温泉や、鉄分で真っ赤になった地獄温泉などそれなりに楽しめる。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222805j:plain

個人的に一番の見どころはお土産屋。「毎日が地獄です。」タオルは面白ネタとしても使える。写真のほかにもお湯をかけると着物を着た女性が裸になるというタオルもあったけど、それは見てからのお楽しみということで・・・

鬼山地獄

f:id:kei_ta1211:20170109003106j:plain

<所要時間>

15分〜30分

<特徴>

駐車場60台

出店 あり

<見どころポイント>

ワニ、ワニ、ワニ! 餌やり

<公式サイト>

公式ホームページ

餌やりの時間を見計らって来るのであればスケジュールは事前に必ず確認しておこう。

f:id:kei_ta1211:20170108225334p:plain

メインはワニだけだし、普段はジッとしていてまるで模型のようなのでエサやりの時間帯を中心に地獄めぐりのスケジュールを組むのもアリ。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222733j:plain

別名、ワニ地獄。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222744j:plain

めっちゃ小さいワニちゃんもいる。それにしてもびっくりするくらい微動だにしない。気持ちいい温泉に浸かりつつジッと獲物を待っている。目元がたまにギョロッと動く。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222753j:plain

例え身体の上に乗っかっても動く気配なし。最初は単なる模型だと思っていたけど、1匹が動けばのっそりと他のワニも動き出す。ボス・クッパ・シャクレ・デッパなど個性的な名前が付けられている。餌やりの時は凄い迫力らしい。

白池地獄

f:id:kei_ta1211:20170109003118j:plain

<所要時間>

5分〜20分

<特徴>

駐車場45台

出店なし

<見どころポイント>

温泉熱帯魚、ピラニア、ピラクル、二豊南画堂

<公式サイト>

ホームページ

地獄めぐりの中でも独特のB級感を醸し出しているのが白池地獄。

f:id:kei_ta1211:20170107222821j:plain

見どころは何と言っても熱帯魚館。入り口の看板が古めかしくていい感じ。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222839j:plain

かなり地味だけど、ピラニアもいます。うん、滞在時間は20秒くらいかな。すべて温泉が使われているらしい。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222852j:plain

写真は小さなピラニア。奥に行けば熱帯魚アマゾンの大王魚であるピラクルにも会える。ピラクルは見てのお楽しみということで写真は撮ってない。

 

f:id:kei_ta1211:20170107222955j:plain

白池地獄もさらっと見ればそんなに時間はかからない。

 

f:id:kei_ta1211:20170107223348j:plain

外には出店があるので海地獄から巡ってきた方はこの辺りで小腹を満たしておくのもいい。地獄蒸しでホクホクに蒸されている。

さて、ここまで観光が終われば最後は血の池地獄と龍巻地獄。血の池地獄はすんなり終わるけど、龍巻地獄は吹上の時間が読めないため確実に見たいなら1時間ほど余裕を持っておく必要がある。到着したら真っ先に竜巻地獄へ向かって吹上のタイミングを確認しておくべき。ここは予測ができないため注意したい。

f:id:kei_ta1211:20170107235524j:plain

龍巻地獄

f:id:kei_ta1211:20170109003131j:plain

<所要時間>

10分〜60分

<特徴>

お土産屋 あり

駐車場165台

<見どころポイント>

間欠泉、つつじの花(4月中旬)、ジェラート(夏)

<公式サイト>

ホームページ

かまど、鬼山、白池地獄からだいたい車で5分弱くらい。約3kmあるので徒歩だと30分以上かかる。血の池地獄が先に見えるけど、そのまま進んで龍巻地獄へ直行しよう。

f:id:kei_ta1211:20170107223429j:plain

立派な看板、売店を抜けると龍巻地獄へ。ちなみに僕が行った時はタイミングが悪く・・・

 

f:id:kei_ta1211:20170107223459j:plain

ただの岩壁。これほど寂しい光景はない。しかもさっきまで噴出してたというから余計に悲しい。

 

f:id:kei_ta1211:20170107223440j:plain

一度、タイミングを逃すと約30分は待たなきゃいけない。噴出時間も6分から10分とレア感が高い。近くには観覧用の席も用意されているけど、ぼーっと過ごすなら売店を巡ってみよう。

f:id:kei_ta1211:20170107223540j:plain

個人的に好きだったのは「かぼすリキュール」。渋い味でハイボールの付け足しとかでもいいし、そのままロックで飲んでも美味しい。売店に飽きたら一旦外に出ると対向車線にリカーショップがあるので地元のお酒を眺めてもいいかもしれない。

f:id:kei_ta1211:20170107223520j:plain

f:id:kei_ta1211:20170107223528j:plain

無事、噴出が見れたらいよいよ地獄巡りも終盤。

血の池地獄

f:id:kei_ta1211:20170109003959j:plain

<所要時間>

5分〜30分

<特徴>

駐車場120台

足湯・お食事所・お土産屋 あり

<見どころポイント>

血の池、血ノ池軟膏、血の池足湯、血の池バーガー

<公式サイト>

ホームページ

ここを最終地点に持ってきたのは広いお土産屋があるから。手ぶらで回って最後にお土産を買うのが一番。

f:id:kei_ta1211:20170107223404j:plain

足湯でゆっくりするのもいいし、ご飯どころもあるのでお腹を満たすのもいい。お土産コーナーの血ノ池軟膏は効き目抜群らしくリピーターも多いとのこと。

 

f:id:kei_ta1211:20170109141212j:plain

お土産 – 別府 血の池地獄

 

買ってないけど実際に効くのかどうかちょっと試してみたい1品。地獄巡り最大のお土産コーナーを堪能したら血の池地獄へ。

f:id:kei_ta1211:20170107223415j:plain

血の池地獄は写真だとこんな感じ。実際に血のように赤い池が広がっている。これにて全地獄巡りは終了。お疲れ様でした!

まとめ

別府地獄巡りのおすすめルートを紹介したけど、見どころや面白いお土産は他にもたくさんある。ぜひ観光で訪れたときに自分だけの地獄を見つけてみて欲しい。

また、別府には温泉旅館がたくさん良いあるので楽天ランキングなんかを参考に選んでみるといいだろう。

 

泊まる宿は眺めがよくて別府湾を一望できる宿がベスト。杉乃井ホテルなど大手ほてるもあるけど、こじんまりとした宿を探してみるのもゆっくりできておすすめ。

別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)が見やすくまとまっているので参考にすべし。

それでは良い地獄巡りを…

*添付した写真は一部公式サイトから抜粋したものを使用しています