一口馬主のクラブおすすめの選び方をまとめてみる
一口馬主を始めるときにどのクラブを選ぶか?はどう楽しむか?と同じ。
競馬好きなら誰もが一度は憧れる馬主ライフ。一口馬主なら収入の低いサラリーマンであっても馬主ライフを楽しめる。
ただ、前提として知っておきたいのは一口馬主は金持ちの道楽であって、ほとんどの場合はお金のかかる遊び・趣味だと思った方がいい。
基本は、自分の予算と一口馬主に何を求めるかで決めるのが一番。お金をかけてでも一発大当たりを狙いに行くか、儲けなんか関係なく単純に馬主ライフを楽しみたいだけなのかで全く変わってくる。
ちなみに前提は別記事儲からない一口馬主を続けているたった1つの理由にも書いているのでこちらを参考に。
予算100万〜|一口馬主で一攫千金や重賞勝利を狙いたい方向けクラブ
予算100万~でお金に余裕があって重賞が狙える可能性があるいい馬とめぐり合うならサンデー・社台・G1の3つ。一口で儲けを追求するなら、口数の少ないところで勝負するのが大前提だ。
特にサンデー・社台はG1狙えるレベルの馬に出資出来る可能性もあるのでかなり夢がある。
繁殖の良さもあるけど、高額な馬だから走ることが約束されている訳じゃないのが競馬の世界。お遊びとはいかない金額を払うので、入会するにはかなりの覚悟が必要だ。逆に訳なく入れる方が羨ましい…
サンデーサラブレッドクラブ
Sunday Thoroughbred Club サンデーサラブレッドクラブ
社台と同じく有名な活躍馬を送り出す名門クラブ。社台をおびやかすほどの名馬を多く輩出し、クラシックも毎年名を連ねている。
入会金32,400円 会費 3,240円
1/40口 一口25万円~400万以上(2017年実績)
目安維持費 月1万円〜2万円 / 1頭
<募集時期>
第一次:6月ごろ
<代表馬>
ジェンティルドンナ、オルフェーヴル、ブエナビスタ、ドゥラメンテ、アルアインなど
活躍馬は誰もが知っている超有名馬が多い。募集時期も他のクラブと比べてもかなり早くほぼ全ての馬が満口になる。個人馬主の資格が取れない人など、一般人とは一線を画している方達も多く人気馬を狙うにはかなりの資金が必要。そのぶん、当たったときのリターンも相当なもの。
社台サラブレッドクラブ
Shadai Thoroughbred Club 社台サラブレッドクラブ
競馬好きなら誰もが知る「社台」という名の名門クラブ。海外からの輸入も盛んで日本の競馬界を盛り上げてきた一口馬主の王みたいな存在
入会金32,400円 会費 3,240円
1/40口 一口25万円~400万以上(2017年実績)
目安維持費 月1万円〜2万円 / 1頭
<募集時期>
第一次:6月ごろ
<代表馬>
ハーツクライ、ネオユニヴァース、ステイゴールド、イスラボニータ、ソウルスターリングなど
かつては社台一強と言われるほどクラブ競馬界を席巻していた。今でも活躍馬を送り出しており、最近だとFrankel産駒のソウルスターリングがかなり記憶に新しい。サンデーサラブレッドクラブと提携しているので、どちらかに入会すれば両方の会員になることができる。サンデーと見比べて欲しい馬がいれば出資できるので選択の幅が広いぶん迷ってしまいそうになる。
ちなみに、サンデーサラブレッドクラブか社台サラブレッドクラブへの入会を検討している人は僕のツイッター(S T A Y (@STAY_MINIMAL) )までご連絡ください。2018年12月までなら紹介割引で5000円分のQUOカードがもらえます。入ろうかなと思っているけど知り合いに一口馬主がいないって方はまずは1度ご連絡ください。一緒に一口馬主ライフを楽しみましょう!
G1サラブレッドクラブ
G1 Thoroughbred Club ジーワンサラブレッドクラブ
2010年設立の新社台系グループのクラブ。追分ファームを拠点としており、徐々に頭角を現してきている。会費の安さが魅力。
会費 ¥1,620(税込)
1/40口 一口25万円~250万(2017実績)
目安維持費 月1万円〜2万円 / 1頭
<募集時期>
第一次:6月ごろ
<代表馬>
アルバートドッグ、タンタアレグリア、ペルシアンナイト、コレクターアイテム
40口応募のクラブながら他のクラブと比べても会費の安さが魅力的。2017年に入って活躍馬が目立ってきており、今後ますます勢いに乗ってくるはず。個人的には40口クラブの中ではまだ抽選争いも人気クラブに比べれば穏やかなので穴場のクラブだと思う。
40口のおすすめクラブは?
おすすめはG1サラブレッドクラブ。誰もが羨む良血馬を手に入れたいならサンデーサラブレッドクラブだけど、正直これまでの実績を積み上げている人たちとの対決となると数年はかかる。会費も安くて活躍馬も増えてきている今からの参戦がおすすめだろう。
予算10万〜|楽しみたいけど重賞馬も狙いたい人におすすめ
キャロットクラブ
500口クラブでは絶大な人気と支持を得ている。G1馬も輩出しており今後もますます勢いが止まらない。
入会金21,600円 会費3,240円
1/400口 一口2.5万~35万円(2017実績)
目安維持費 月1,000円〜3,000円 / 1頭
<募集時期>
第一次:9月ごろ
<代表馬>
ハープスター、レイデオロ、シーザリオ、エピファネイア、ルージュバックなど
500口の応募で絶大な人気と馬の良さを兼ねてるのがこのクラブ。サンデー・社台に匹敵する馬に少額から出資できるのがこのクラブの魅力。ノーザンファームとの強い繋がりがあるのもいい馬を輩出できる理由の一つ。
ただ、かなり人気なのとサンデー・社台のガチ勢も多いのである程度の資金がないと人気馬に出資は難しい。ただ、母馬優先枠や最優先希望枠など他にはない制度があり、最優先権で欲しかった馬に出資できなかった場合は次年度の投票が優先される。
2017年はレイデオロが日本ダービーを勝利して、夢のダービーオーナーに一口馬主でもなれることが証明された。
シルクホースクラブ
一番大衆的で色んな人が集う一口馬主クラブ。「シルクの夕べ」など交流会も盛んで同じ仲間とワイワイ楽しめる。
入会金:10,800 円 月会費 3,240円
1/500口 一口2万~35万円(2017実績)
目安維持費 月1,000円〜3,000円 / 1頭
<募集時期>
第一次:6月ごろ
<代表馬>
シルクジャスティス、シルクプリマドンナ、ラストインパクト、グランシルク、ゼーヴィント
予算10万以内でたくさんの人が楽しめる良心的クラブで、それなりに勝ち馬をコンスタントに出している点も魅力。シルクは500口応募になってから裾野が一気に広がって初心者でも一口買いやすくなった。300口はこれまでの出資実績から選べて、残り200口が完全抽選となるので初めての人でも人気馬に出資出来る可能性があるのが魅力。そのぶん、抽選倍率もすごく高くなって300/1000とかザラにある。
東京サラブレッドクラブ
TOKYO THOROUGHBRED CLUB. OFFICAL SITE
社台・ノーザンファームから良質な馬を仕入れるバイヤー系クラブ。ゆったりまったり系で楽しめるクラブ。
入会金10,800円 会費 3,240円
1/400口 3.5万~17.5万円(2017実績)
目安維持費 月1,000円〜3,000円 / 1頭
<募集時期>
第一次:6月ごろ
<代表馬>
レッドファルクス、レッドディザイア、イタリアンレッド、レッドスパーダ
東京サラブレッドクラブは人気のある馬だけが抽選になる感じ超絶な抽選になりづらい。僕が注目しているのは稼いだ馬の回収率の高さ。他のクラブと比べてもコスパはかなり高い戦績の馬たちがいる。たまーに大当たりが楽しめるのが東京サラブレッドクラブ。
ただ、最近は募集馬が少なってきているのといい馬だけが争奪戦になって満口ということも多い。儲けることも第一だけど、ゆったりと馬主ライフを楽しみたい人向けのクラブ。
ラフィアンターフマンクラブ
ビッグレッドファームと親交深いクラブ。安価な馬も多く競争率も低めなのでゆったりと楽しめる。
入会金20,000円 会費 3,000円
50口/100口 16万~56万円(2017実績)
目安維持費 月7,000円〜15,000円 / 1頭
<募集時期>
第一次:6月ごろ
<代表馬>
マイネルラヴ、マイネルキッツ、マイネルラクリマ、マイネルフロスト
マイネルの冠名は競馬好きなら誰でも知ってるはず。少口数で安価な馬を買い揃えており、当たると回収率も大きくなるのが特徴。
ロードサラブレッドオーナーズ
ロードサラブレッドオーナーズ~Lord Thoroughbred Owners~
新ひだか牧場と繋がりのある青一本線が目印のクラブ。冠名は牡馬がロード、牝馬はレディとなる。
入会金10,800円 会費 2,700円
400口 3.5万~17.5万円(2017実績)
目安維持費 月1200円 / 1頭
<募集時期>
第一次:〜11月ごろ
<代表馬>
ロードカナロア、ロードクエスト、レディパステル、レディアルバローザ
維持費がかなり安くサラリーマンでも手頃に楽しめるのが魅力。他のクラブと比べて募集時期も遅く、被ることがないのでゆっくりと馬選びができる。ロードクエストのようにG1狙える馬も多数輩出しており、安く楽しみたい人にはおすすめ。
予算5万〜|安さと儲けを両立させたい穴馬を狙いたい人におすすめな一口馬主クラブ
ウインレーシングクラブ
北海道・新冠のコスモヴューファームがバックにつき、「丈夫な馬作り」に力を入れている。
入会金20,000円 会費 3,000円
400口 1.8万~9万円(2017実績)
目安維持費 月500円〜2000円 / 1頭
<募集時期>
第一次:6月ごろ
<代表馬>
ウインバリアシオン、ウインフルブルーム、ウインラディウス、ウインマーレライ
大口でもう一つおすすめなのがウインレーシングクラブ。安価に楽しめるし、ときどき稼ぐ馬にも出会える。
400口から始められる気軽さもありながら重賞馬も多数出している。表立って目立たないけど意外と稼いでいる馬がいる穴場のクラブになる。
いずれにしても人気のある馬は抽選になるし、このあたりは冠名や勝負服が単純に好きなクラブで選ぶのもアリだと思う。
馬が好き派|牧場でのふれあいを優先したい、じっくり選びたい
ノルマンディ、ユニオン、グリーン、ライオン、ローレル、ターファイト、友駿、広尾・大樹・ブルー・ゴールド
このあたりのクラブは特に熾烈な抽選競争に晒されることなくじっくりと一口馬主ライフを楽しみたい人におすすめ。特に牧場での生産者の声など聞くことを楽しみたい人は選んで損はなし。
特に有名な馬だけ紹介しておく。
ターファイト・・・インカンテーション
友駿 ・・・・・・・タップダンスシチー
ユニオン・・・・・サンビスタ
グリーン・・・・・マキシマムドパリ
ライオン・・・・・ドリームバレンチノ
大樹・・・・・・・タイキシャトル
ローレル・・・・・ローレルゲロイロ
ブルー・・・・・・ブルーコンコルド
ゴールド・・・・・ゴールドマウンテン
ノルマンディー・・ブラゾンドゥリス
予算1万〜|夢見る仲間との交流メインにしたいクラブ
DMMバヌーシー
DMMが一口馬主業界に参戦。数億円規模で良血馬を買い込んでおり、今後の展開に注目しておきたい。
入会金 無料 会費 無料
1万口 1万~4.2万円(2017実績)
目安維持費 一口代金に含まれる
DMMが一口馬主に参戦で話題になった。夢を買う勢いでキタサンブラックやリアルスティールの弟など良血かつ兄弟姉妹に走った実績の馬を買い揃えている印象。正直、このレベルの馬に少額で出資できるのはかなり魅力的。今後の動向に注目。
1万口なので配当金は多く見込めないが、口数に維持費など全代金が含まれているため仮に5歳まで活躍したとすれば料金は一口の1/5となる。馬主気分を味わいつつ、同じ一口馬主と交流を楽しむこともできる。
ちなみに競馬場にはDMMのTシャツを着た出資者たちが集まっており、早くも交流が盛んみたい。
一口馬主のクラブが決まったら初応募の「票読み」が大事
クラブ選びは馬選びで決めよう。気になったクラブがあれば資料請求してみて、実際に欲しいなって思える馬に応募おこう。
本当に狙いに行くなら票読みも大切な要素。応募の抽選はこれまでの出資金額実績で優先的に決められるので、いきなりいい馬に応募しても当たる可能性はかなり低い。特に人気のあるクラブなら撃沈する可能性大。
各クラブは募集中にどの馬にどのくらい票が集まっているか常に情報発信してくれる。これを確認しておかないと無謀なチャレンジになってしまう。
僕は初めキャロットクラブに応募したけど見事に全馬落選してしまった。運も縁も味方につけないといけない。
長く楽しむからこそ、思い立ったら早めに行動する方が絶対にいい。本当に欲しい馬はそれなりのお金と時間を賭けないと行けない。
それでも興味のある人は一口馬主ライフに確実に向いてるし楽しめる。だから一緒に楽しんでみましょう!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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