儲からない一口馬主を続けているたった1つの理由

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一口馬主を始めた理由

競馬をテレビで見始めたのが中学生くらい?でした。初めは友人とダビスタでいかに強い馬を作れるかを競い合ってました。子どもながらに白熱して、テレビ画面に釘付けになってコントローラーをぴこぴこやってました。

そのうち、本当に馬が走ってるのを見たいっていう気持ちになって、僕の地元の小倉競馬場に両親と行きました。小倉競馬場は小回りコースで全体が見渡せる規模だけど、当時の僕にとってはとにかく広く青い芝生が広がってました。

ちょうど2003年2月9日のその日の11Rは、8枠16番までびっしりと埋まった小倉大賞典。

このレースで僕の心は一気に鷲掴みにされました。

4コーナーカーブから一気に隊列が横に広がって短い直線の攻防。

秒数にしてわずか10秒くらいなんだけど、その一瞬で自分の心がとにかくバクバクと高鳴ったのを今でも鮮明に覚えてます。さっきまでそこに流れていた空気が、一瞬で、興奮と熱気に変わって渦巻いたのが分かった。

その日見たその光景がいまでも忘れられず、ずっと競馬というものに魅了されています。

サラブレッドは走るために生まれてきた、と言われています。脈々と受け継がれてきた歴史と血の結晶。

サラブレッドは強くなるために鍛錬を重ねます。そこには人との絆があります。馬主の方々、騎手、調教師、育ててる厩務員、牧場でお世話する人、馬券を買って応援する人。

それぞれの想いがサラブレッドに託され、混じり合い、競馬というわずか数分のレースの中に凝縮される。その熱気と興奮、そして感動が最高に好き。

その想いをできるだけ近く、できるだけリアルに感じたいという想いが一口馬主を続けている理由です。

一口馬主になることへの僕なり感想

一口馬主を5年くらいやって、僕なりに現実的に、でも夢見がちに思ってることを話すと3つあります。

結局は金の道楽と言われても仕方ない

現実は厳しい

楽しみと喜びは桁違い

まずお金かかる。いい馬に当たれば回収率もすごいけど、基本は募集されてる馬の半分以上は新馬戦に出られないか勝ち上がれずに引退してしまう。

馬券や観戦するだけだと、走れる馬しか見ないのでピンとこないかもしれないけど、競走馬としての能力を持つまで成長できない馬、走る気がない馬、怪我してしまうリスクなど現実は相当に厳しい。

僕は初めて出資出来た3頭全て勝ち上がったのは本当に幸運だと思ってる。それくらい投げ出したくなるほど割に合わない。

そんな中でも1口で何千万と稼げる馬がいる。そんな高い回収率を狙うならサンデー・社台になるけど、少なくとも100万近くの費用は見込んでおくべきだ。いい馬は必然的に争奪戦になるので、出資実績を積み上げる必要がある。何百万と出資実績がある人たちを差し置いて自分の好きな馬に出資できるようになるまでには、何百万の投資と数年間の時間が必要になる。普通のサラリーマンには難しい。

それでも付け加えたいのは応援したい馬と一生を共にできること。僕が出資してるレッドオルガという馬はデビュー戦を応援しに京都まで足を運んだ。期待したけど、結果は5着。厳しさを改めて感じた。

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それから3ヶ月後の3戦目で中京競馬場で危なげなく未勝利戦を勝ち上がった。これまで見てきたレースの中で一番感動した。

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あんなに苦戦した初戦からいかに成長したか、を実感として飲み込むような思いだった。ちょっと涙で目も潤ったのは内緒。

未勝利戦でもその時の記憶は今もずっと残ってる。正直、他のG1レースよりもはるかに興奮して感動したレースだった。

お金儲けと趣味的感覚の苦しみ

趣味とはいえやっぱりやるからにはトコトン楽しみたい。宝くじみたいに一攫千金とかは考えなくても、維持費とトントンくらいならちょっぴり嬉しいとは思う。

本当に大好きな趣味だけど、どうしてもお金がかかるのは事実。趣味として楽しみつつ、でも収益もなんだかんだ求めてしまう。もちろん、毎月の維持費も馬鹿にならない金額です。

端から見れば儲かることはほぼありません。JRA→クラブ法人→個人という構図で中間マージンも発生するし、競走馬の回収率も毎月の会費も考えれば儲からないことは目に見えて分かる。

でも、お金が全てじゃないんです。単純に自分の馬の成長を楽しみたい、それで大きなレースに出走できたとしたら…考えただけでワクワクする。

僕は自分が楽しむため、自分が突き詰めたいと思うことにお金を使おうってずっと思ってます。確かにいろんなものとのバランスを取る必要はあります。

借金までして続けようなんて思ってない、自分で自由に使えるお金がちょっとでも余っているなら、それで楽しめるならいいんじゃないかって思ってます。

「好きなこと」があることで毎日は絶対変わる

誰かに見栄を張るためにお金を払うなんて絶対にしたくない。

思うんです、お金で買おうと思えばある程度のものは買える、と。でも、感動とか興奮とか、人との繋がりという物語は簡単には買えないって。その全てが感じられる、最高の時間を過ごす術の一つが僕にとっての一口馬主なんだと思う。

一口馬主でご縁のあった馬とは少なくとも4〜5年は同じ時間を過ごすことになります。

それ以上に、本当にどの馬も自分の最高の思い出になって記憶に残る。自分と馬、そしてその馬を通じて関わった全ての人と共有する一つの大きな物語です。

本当に限られた短い時間の中で、一生を共にする経験は何事にも変えられない喜びがあります。

自分が本当に大切なものにお金を使う、これって最高だなって思う。

楽しむのもトコトンやれるとこまで

たぶん、よほど稼ぐ馬に当たらない限り一口馬主を続けるのは厳しいと思っている。今の自分が一生の中でラストチャンスかもしれない。自分の好きなものを追いかけるってやっぱり面白いから、好きだからこそやろうって思える。

そのためにお金が必要ならもっと稼がなきゃいけない。必然、仕事も自分のブログもやれるとこまでやろうって思える。

他の人がどう?とかホントどうでもいい。

まずは自分の好きを貫いていきたい。その1つとして一口馬主をもう少し楽しんでみようと思う。

何も考えず楽に生きるより、感情の起伏と熱中できる何かがある方が絶対にいい。

そして自分が本当に好きで応援したいと思えるものと一生の中のひとときを過ごすのは最高の思い出になるはず。

だから、もう少しだけ、自分が好きだと思えるものを突き詰めて見たいと思う。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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