儲からない一口馬主を続けているたった1つの理由

f:id:kei_ta1211:20171028005559j:plain

一口馬主を始めた理由

競馬を見始めたのが中学生くらい?初めは友人がやっていたダビスタでいかに強い馬を作って競争させるかがとにかく楽しかった。必然、血統という得体の知れない沼の中にも足を踏み入れていました。

そのうち、本当に馬が走ってるのを見たいっていう気持ちから地元の小倉競馬場に両親と行った。小倉競馬場は小回りコースで全体が見渡せる規模だけど、当時の僕にとってはとにかく広く青い芝生が広がってた。

11R、8枠16番までびっしりと埋まった2003年2月9日の小倉大賞典。このレースで僕の心は一気に鷲掴みにされた。4コーナーカーブから一気に隊列が横に広がって短い直線の攻防。

秒数にしてわずか10秒くらいなんだけど、その一瞬で自分の心がとにかくバクバクと高鳴った。さっきまでそこに流れていた空気が一気に興奮と熱気に包まれたのが分かった。

その光景が今でも忘れられずに競馬に魅了された自分がいました。

サラブレッドは走るために生まれてきた、と言われます。これまでの歴史の、本当に速い馬だけの血を受け継いできた結晶のようなもの。

馬だけでなく、馬主の方々、騎手、調教師、育ててる厩務員、牧場でお世話する人たち、馬券を買って応援する人、本当に色んな想いが混じり合った熱気がわずか1~2分のレースの中に凝縮されていました。そしてそれが最高に好き。
あの瞬間ってたぶんずっと忘れないんだろうなぁって思う。

一口馬主になることへの僕なり感想

一口馬主を3年くらいやって僕なりに思ってることをつらつらと書いておきたい。

結局は金の道楽

現実は厳しい

楽しみと喜びは桁違い

まずお金かかる。いい馬に当たれば回収率もすごいけど、基本は募集されてる馬の半分以上は新馬戦に出られないか勝ち上がれずに引退してしまう。

馬券や観戦するだけだと、走れる馬しか見ないのでピンとこないかもしれないけど、競走馬としての能力を持つまで成長できない馬、走る気がない馬、怪我してしまうリスクなど現実は相当に厳しい。
僕は初めて出資出来た3頭全て勝ち上がったのは本当に幸運だと思ってる。それくらい投げ出したくなるほど割に合わない。

そんな中でも1口で何千万と稼げる馬がいる。そんな高い回収率を狙うならサンデー・社台になるけど、少なくとも100万近くの費用は見込んでおくべきだ。いい馬は必然的に争奪戦になるので、出資実績を積み上げる必要がある。何百万と出資実績がある人たちを差し置いて自分の好きな馬に出資できるようになるまでには、何百万の投資と数年間の時間が必要になる。普通のサラリーマンには難しい。

それでも付け加えたいのは応援したい馬と一生を共にできること。僕が出資してるレッドオルガという馬はデビュー戦を応援しに京都まで足を運んだ。期待したけど、結果は5着。厳しさを改めて感じた。

f:id:kei_ta1211:20171028002725j:plain
それから3ヶ月後の3戦目で中京競馬場で危なげなく未勝利戦を勝ち上がった。これまで見てきたレースの中で一番感動した。

f:id:kei_ta1211:20171028002611j:plain
あんなに苦戦した初戦からいかに成長したか、を実感として飲み込むような思いだった。ちょっと涙で目も潤ったのは内緒。

未勝利戦でもその時の記憶は今もずっと残ってる。正直、他のG1レースよりもはるかに興奮して感動したレースだった。

お金儲けと趣味的感覚の苦しみ

趣味とはいえやっぱりやるからにはトコトン楽しみたい。宝くじみたいに一攫千金とかは考えなくても、維持費とトントンくらいならちょっぴり嬉しいとは思う。

本当に大好きな趣味だけど、どうしてもお金がかかるのは事実。
趣味として楽しみつつ、でもお金も欲しくて、毎月の維持費も馬鹿にならない。

お金が無いだけで自分の趣味を諦めるのって少し辛い。

端から見れば儲かることはほぼない。JRA→クラブ法人→個人という構図で中間マージンも発生するし、競走馬の回収率も毎月の会費も考えれば儲からないことは目に見えて分かる。

でも、それでも単純に自分の馬の成長を楽しみたい、それで大きなレースに出走できたとしたら…考えただけでワクワクする。

人に見栄を張ることにお金を使うのはやめようってずっと思ってる。自分が楽しむため、自分が突き詰めたいと思うことにお金を使おうって思う。

「好きなこと」があることで毎日が絶対変わる

通帳に貯まるお金の数字だけ見てもそんなにワクワクしない。

それ以上に、誰かに見栄を張るためにお金を払うなんて絶対にしたくない。

それなら自分が好きなものに投資したい、もっと自分が応援したいものにお金をかけたい。

その一つが僕にとっての一口馬主なんだと思う。

一口馬主でご縁のあった馬とは少なくとも4〜5年は同じ時間を過ごすことになる。

 

それ以上に、本当にどの馬も自分の最高の思い出になって記憶に残る。

本当に限られた短い時間の中で一生を共にする経験は何事にも変えられないほど嬉しいものだと思う。

自分のこだわりとか新しいこと、大切なものに使うお金が増えると最高だなって思う。

楽しむのもトコトンやれるとこまで

たぶん、よほど稼ぐ馬に当たらない限り一口馬主を続けるのは厳しいと思っている。今の自分が一生の中でラストチャンスかもしれない。自分の好きなものを追いかけるってやっぱり面白いから、好きだからこそやろうって思える。

そのためにお金が必要ならもっと稼がなきゃいけない。必然、仕事も自分のブログもやれるとこまでやろうって思える。

他の人がどう?とかホントどうでもいい。

まずは自分の好きを貫いていきたい。その1つとして一口馬主をもう少し楽しんでみようと思う。

何も考えず楽に生きるより、感情の起伏と熱中できる何かがある方が絶対にいい。

そして自分が本当に好きで応援したいと思えるものと一生の中のひとときを過ごすのは最高の思い出になるはず。

だから、もう少しだけ、自分が好きだと思えるものを突き詰めて見たいと思う。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

一口馬主 関連記事

一口馬主クラブLIFEまとめ
愛馬を全力で応援してみた
儲からない一口馬主を続ける理由
一口馬主になったらどんな経験ができる?

一口馬主になりたい人へ
一口馬主クラブの選び方

ブログ管理人の一口馬主収益まとめ
これまでの出資馬まとめ
2016年収支まとめ
2017年収支まとめ