福岡に来たら絶対に食べたい美味しいお店たち
福岡で生まれ育って、今は東京で働いているけど、僕自身は地元福岡のこと大好きだ。
コンパクトにまとまっているし、美味しいお店もたくさんあるし街の活気がある。
他県から来た人には是非とも福岡の良さを知ってもらいたいと思ってる。
今回は僕なりに行って絶対に損はないオススメの福岡名物が食べられるお店を紹介していく。
もちろん、ネットで「博多」「天神」「中洲」などで検索すれば観光客が必ず訪れる場所が見つかるが、地元民ならではの地元民が通うお店やグルメなどをここに行けば間違いないというお店を15軒ピックアップしてみた。
天神・博多・中洲周辺エリアで美味しいお店
最も人が集まるエリアを中心に紹介していく。観光で来た人はここのお店を押さえておけば交通アクセスもしやすくオススメだ。
もつ鍋 やま中
これはね、絶対に紹介しておきたい逸材。
福岡来たら何食べる?の問いに必ず出てくるのがもつ鍋。調べるほど沢山のお店が出てくるが、ここだけは別格。福岡に来たら絶対に食べてほしい。地元民が行っても感動するレベルの超こってりなもつ鍋。始めての人は迷わず「みそ味」を選ぶべし。モツはプリプリでとろけるほど柔らかい。舌に残る濃厚なスープで至福の時間を味わえる。
店舗は本店が大橋という場所にあるが、博多・天神から行くのであれば赤坂店が地下鉄から行きやすい。こちらの記事でも紹介しているので行く人は是非参考にしてみてほしい→福岡に来たら絶対食べたいもつ鍋「やま中」を博多弁で紹介する
もつ鍋 やま中
<住所>
(本店)福岡県福岡市南区向野2-2-12
(赤坂店)福岡県福岡市中央区赤坂1-9-1
<営業時間>
(本店)17:00~23:00 毎週火曜日定休日
(赤坂店)17:00~23:30 毎週水曜日定休日
<ホームページ>
とり田
もつ鍋も有名だが同様に福岡の名物として語られるのが水炊きだ。意外にもお一人様で水炊きを楽しむ人も多く、ひとり旅でもふらっと立ち寄れるお店だ。
まずはスープだけで鳥の旨味、自然にとれる出し汁の香りと旨味を堪能。ポン酢、柚子胡椒どちらもこのお店のオリジナルで、水炊きに浸った鶏肉や野菜のうまさを際立たせてくれる。こんな感じで語ってしまうくらい美味しい。
〆は雑炊で決まり。
本場の水炊きを食べたことがない人はぜひ一度食べてみることをオススメしたい。
博多の水炊きは自宅でも楽しめる。寒い冬になったら家族や友人で水炊き鍋を囲もう→博多地元民おすすめの冬のバリうま”水炊き”お取り寄せ3選
とり田 博多本店
<住所>
福岡県福岡市博多区下川端町10-5 博多麹屋番ビル 1F
<営業時間>
11:30~23:00(L.O.21:30) 無休
<ホームページ>
ちんぷんかんぷん
福岡でも焼き鳥が美味しいお店が沢山あるけどここの焼き鳥は絶品。面白いネーミングの串もいろいろあるし味は美味いしで文句なし。
僕のオススメは「めっちゃ皮」「ハツ」「しそ巻き」「万能ねぎ巻き」「トマト巻き」。すべてリーズナブルに楽しめる。特に、ここの「ハツ」は絶品で今のところ個人的ナンバー1だ。
ちなみに福岡では焼き鳥のときにキャベツが無料で付いてくる。これは串置き用として使う。うまタレがかかっているのでそのままでも美味しい。なくなれば遠慮なく店員さんに言えば無料で追加できるので覚えておこう。
唯一の注意点はとにかく場所がめちゃくちゃ分かりにくいということ。初めて訪れるなら確実に電話して、店員さんに案内してもらった方がベター。博多からであれば春吉店、天神からであれば薬院店がアクセスしやすい。
ちんぷんかんぷん
<住所>
(薬院店)福岡県福岡市中央区今泉2-3-28
(春吉店)福岡県福岡市中央区春吉2-2-36
<営業時間>
(薬院店)18:00~翌3:00 不定休
(春吉店)18:00~翌3:00 不定休
<TEL>
(薬院店)092-714-1100
(春吉店)092-406-8377
<食べログ>
池田屋
餃子が食べたいならココに立ち寄るべし。
濃厚なスープに浸かったグツグツと煮立つ炊き餃子がこのお店の売りだ。天神の人が立ち寄りにくい裏路地にひっそりと看板もなくあるこのお店。見つけるのに苦労するかもしれないので事前に場所はしっかりと調べておきたい。
もちろん、餃子だけでなく旬の刺身なども提供しているので酒飲みにはぴったりの場所。テレビでも良く紹介されているため事前の予約は必須。一度食べるとやみつき間違いなし。
元祖スタミナ鉄板美濃島亭
博多の新たなソウルフードとして知る人ぞ知るスタミナ鉄板。
肉とキャベツを炒めたシンプルな鉄板焼きに秘伝の辛味噌をかけて食べる。にんにくでパワー全開、ご飯がめちゃくちゃ進む。鉄板焼きの下に敷かれた木棒は鉄板の油を片側に寄せるためのもの。
お店は博多駅から少し離れたところにあるため、お客さんはそれほど多くないが一度来たお客さんはほぼリピートで通っている。時間があれば一度スタミナ鉄板で口ヒリヒリになってほしい。
お腹が空いているなら、ぜひ1.5人前を頼むべし!
かわ屋
ここのとり皮はめちゃくちゃ絶品。
1本100円から頼める。表面はカリカリに焼かれているけど、口の中に入れるととり皮本来の弾力が感じられ旨味が口の中に広がる。正直、ここのとり皮は日本一と言っても大げさじゃない気がする。
かなりの人気店なので確実に電話予約を取っておいたほうが良い。2週間前に連絡して空いていないなんてこともザラにあるので。でも福岡に来る機会があるのなら絶対に一度は食べておいてほしい。本物のとり皮を堪能するべし。
一刻堂
おまかせコースでその時々に訪れた季節によって福岡の一番の味を提供してくれるお店。
博多で食べるクエ(あら)は絶品なので是非一度食べてみてほしい。雰囲気も良く、店内も綺麗でとりあえず博多に連れてきた人に博多の味を堪能してほしいって時に迷わず候補として上がるお店。ここも人気店なので電話予約は必須だ。
場所はちょっと分かりづらいし地下鉄で中洲川端駅からちょっと歩くけど、この近くにはBarミツバチもあるしここで美味しいもの食べて2軒目で近くのオシャレなバーに向かうっていうのは鉄板コースでもある。
柳町 一刻堂
<住所>
福岡県福岡県福岡市中央区春吉3-15-30
<営業時間>
18:00~翌3:00 不定休
<食べログ>
川端どさんこ
これは紹介しておきたい地元では超有名なラーメン屋。
と言っても、豚骨ラーメンではなく札幌の味噌ラーメンや醤油ラーメンをメインに出しているお店。ここで絶対と言っていいほどオススメしておきたいのがチャーハン。自称、アジア1美味しいチャーハンだと思ってる。
パラパラで味付けがしっかりされていて口の中に残る味がたまらない。福岡にいてここのチャーハンに敵うお店は今のところまだ見つかっていない。愛想のいい店員さんが作る絶品チャーハンは多くの人が注文するし、お昼時は確実に行列ができている。
川端どさんこ
<住所>
福岡県福岡市博多区上川端町4-229
<営業時間>
11:15~19:55 火曜・第3月曜休
<食べログ>
わっぱ定食堂
美味しいものも沢山あるけど、原点に帰って定食が食べたくなることがある。そんな時はわっぱ定食堂に行く。
いろんな定食がリーズナブルな値段で食べられる。ランチ時は沢山の人が集まってくる人気の定食屋。売りは写真右下の豚汁。具沢山ながら優しい味に心も体も満たされる。がっつり行けるし天神からもアクセスしやすいので、腹が減ってご飯が食べたい時は迷わず訪れるべきだ。
夜も遅くまでやっているので仕事帰りのサラリーマンにとっては強い味方になってくれる。ちなみに、この食堂を運営している田中田はボン田中というカレー屋も経営していたりラーメンのお店を出していたりと様々な美味しいを提供しているのでウォッチしておくといい。
ラーメンTAIZO
数あるラーメン店の中でも人気どころと言えばshinshin、長浜屋、暖暮、博多一双とかに行き着くと思うが、ここの黒ラーメンは一度食べておいてほしい。特製のマー油がかかって真っ黒になったラーメンのスープの香ばしさといったらもう最高。麺を食べる前にスープを十分に混ぜてから飲んでみてほしい。
ちなみに、博多で言えば麺の硬さを選べるようになっていて、生、ハリガネ、バリカタ、カタ麺とあるがラーメン本来の美味しさを追求するならバリカタまでにしておいたほうがいい。麺の味が強調されすぎてラーメン全体のまとまりがなくなってしまう。
最近、移転になったみたいなので場所に注意です!
ラーメンTAIZO
<住所>
福岡県福岡市博多区住吉4-28-1
<営業時間>
[月~土]12:00~翌3:00 [日]12:00~翌1:00 年末年始休
<食べログ>
屋台 しんきろう
屋台は地元民であれば高いし特別美味しい訳じゃないので、雰囲気を楽しむ程度で行くのが通常。ただ、ここのラーメンはかなり美味いし飲んだ後の体に染み渡るので唯一飲んだ帰りに寄っていく屋台の一つになっている。
いわゆる博多ラーメンでどちらかというと長浜寄りかもしれない。びっしり埋まったネギとチャーシューをかき分けながら麺を食べる。そしてスープをすすれば思わず深呼吸で肩の力が抜ける。屋台で食べるっていう開放感もより美味しさを引き立ててくれている。
5月のGWの時期に限定で出される上巻貝は絶品でここでしか食べられない。わざわざこの上巻貝を目当てに帰ってくる人もいるほど。タイミングが合えば是非一度食べてみてほしい。
場所は天神の大丸目の前に出没する青い看板が目印。もし終電まで時間があれば迷わず寄って損はなし。
屋台 しんきろう
<住所>
福岡県福岡市中央区天神1 渡辺通4丁目交差点付近の屋台(屋台ぴょんきちの並び)
<営業時間>
19:00~翌3:30 月曜日不定休
<食べログ>
ミツバチ
中洲で盛り上がるならこのお店。お酒がとにかく美味しいし、ロケーションも抜群で中洲を通る那珂川を見ながらの席は格別。誕生日パーティや2次会で立ち寄る感じ。デートであれば間違いなく良い雰囲気になる。今年2016年の4月4日からグランドメニューが一新するみたいなのでまた機会を見て訪れようと思っている。
100種類以上のスパークリングカクテルがあり、オリジナルのお酒も沢山あるので何度通っても飽きない。ただし、パーティなど貸切での使用が多く人気のあるお店なので事前に電話で空き状況を確認しておくのが無難。この近くに良いお店も沢山あるので候補の一つとして知っておきたい。
ちなみに、食べ物で迷ったら「丸ごとタマネギのアヒージョ」がおすすめ。まさにその名前の通りだけどかなり美味しい。
ミツバチ
<住所>
福岡県福岡市中央区春吉3-4-6 5TH HOTEL(フィフスホテル) EAST 1F
<営業時間>
[月~土] 18:00~翌5:00 [日・祝] 18:00~翌1:00 無休
<食べログ>
福岡郊外エリアで美味しいお店
中心地からちょっと離れているけど美味しいお店はまだまだ沢山ある。地元民が通うお店という色が強くなってくる。福岡ならではの名物というわけではないものも含まれているが「美味しい」をキーワードに紹介していく。
中華料理 李香(リシャン)
福岡のグルメで中華料理!?と思ったかもしれないが、ここのマーボー丼は紹介しておきたい。辛さが5辛まで選べてグツグツと煮立った熱々のマーボー丼はただ辛いだけじゃない。特製の香辛料がしっかり効いていて食べるほど口が痺れるような感覚があり、これがまたやみつきになる。お腹を空かせた状態で大盛り3辛を頼むのがここに来たときのお決まりのコースだ。
一つ難点を上げるとすれば、地下鉄や電車でのアクセスができない点。車で来なければ行けない場所にあるためもし立ち寄れる機会があれば候補に入れてみるのもありだ。
中華料理 李香(リシャン)
<住所>
福岡県糟屋郡粕屋町大字仲原2589-1
<営業時間>
11:30~14:30 17:00~22:00 火曜定休日
<食べログ>
ヤオマン 西新店
博多一口餃子が美味しいお店だがここで食べれる担々麺は本当に美味い。濃厚な担々麺スープは豚骨ラーメンにも似たこってり感があるけど、全然嫌にならずに食がどんどん進む。それから麺を食べていると辛さがジワッと襲ってくる。でもまたスープを飲みたくなる。まさに担々麺スパイラルに陥る。
餃子とか居酒屋系のメニューが充実しているので、お昼は担々麺のお目当てに、夜は居酒屋メインで〆に担々麺を頂くのがいい。お店は地下鉄の西新駅から西新商店街に入っていったところにある。地元の大学生が訪れるお店が多く、なかなか観光客がここまで足を伸ばすことは少ないと思う。
ヤオマン
<住所>
福岡県福岡市早良区西新5-15-30 レジデンスモトキ 1F
<営業時間>
11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~24:00(L.O.23:30)
<食べログ>
赤のれん クーニャンラーメン
とんこつラーメン屋は本当に沢山あるが、その中でも福岡の旨いラーメン屋を決める選挙がFBS主催で行われている。「福岡ラーメン総選挙ランキング」
その中で第3位に輝いたことがあるのがこの赤のれん。数あるラーメンの中でも独自の「クーニャンラーメン」を提供しているお店だ。
クーニャンラーメンとは、「肉・新鮮な野菜・わかめを高熱で炒め麺の上に乗せた栄養バランス十分のボリュームたっぷりのヘルシーラーメン」と説明書きが店内にある。福岡の中でも野菜たっぷりのとんこつラーメンというのはなかなか無い。スープは濃厚だが野菜と一緒にサラリといける。バリうまのチャーハンと一緒に食すのが福岡地元民の日常だ。場所は気軽に行ける場所ではないため、できれば車で行くことをオススメする。
赤のれん クーニャンラーメン
<住所>
福岡県福岡市東区和白2-12-1
<営業時間>
11:00~23:00 火曜定休日
<食べログ>
まとめ
まだまだ知らない美味しいお店が沢山あるし、行くたびに魅力が増す福岡で新たな美味しいを探していきたい。今回はジャンルに関係なく美味しいお店を紹介してきたが、今後は特定のジャンルや地域に絞ったグルメ情報もまとめてみようと思う。
ちなみに、地元民がおすすめする福岡に来たときに泊まりたい宿もまとめてみたいので参考にしてみてほしい。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。