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個人的に買って良かったおすすめ本ランキング2016【15冊】

本・書評 おすすめまとめ

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2016年買って良かった本15冊を総まとめ

2016年の一人暮らしで買って良かったモノを過去記事一人暮らしで本当に買ってよかった物おすすめ15個まとめ【2016年】でまとめたけど、どうしても2016年の読んだ本についても振り返ってまとめておきたかったので紹介していくことにする。

忙しくなるとめっきり本を読まなくなってしまうけど、色んな考え方や価値観を自分の中にインプットしていく作業はとても大切だと思ってて、なるべく読書は続けるようにしている。

あまりに個人的な趣味趣向で選んだ本ばかりだけど、気になる本があれば手にとってみると少しだけ新しい世界が広がるかもしれない…(もしくは2分で積ん読になるかも笑)

それでは、ちょっと多いかもしれないが15冊を順番に紹介していく。

1.マチネの終わりに 平野啓一郎

過去記事マチネの終わりにあらすじと感想 泣ける大人の恋愛小説って素敵の中で内容やネタバレについて紹介しているけど、ぜひ本を手にとって読んで頂きたい一冊。この本は原作として確実にドラマか映画化されるレベルの内容だと勝手ながら予想している。

2016年の4月の出版だったけど、11月ごろにアメトークでピースの又吉が今年の1冊として紹介してから注目がさらに増していた。平野啓一郎さんの小説は個人的に好きで読むようにしているけど、この本は大人の恋愛を見せつけられた感じ。特に読書後の余韻へのドップリさは抜け出せない底なし沼・・・今年読んだ本の中でも随一の深さだった。

2.Who Gets What アルビン・E・ロス

マーケットをマッチング「組み合わせ」の観点から経済学をまとめた1冊。2012年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者アルビン氏が、人・モノ・サービスをあらゆる状況下でどのように組み合わせるかというマッチメイキングとその運用における制度を設計するマーケットデザインについて書いている。

組み合わせの選び方って日常のいろんな場面に潜んでいるけどそこまで意識したことがないのが本音。でも例えば、学校選び、就活、恋愛など実はあらゆるマッチングの中に僕たちの生活が流れていることに気づける1冊。単純にお堅い資本主義経済学とは違った視点が得られるし、ビジネス書の中では今年一番面白かったと思っている。

3.血のジレンマ サンデーサイレンスの憂鬱 吉澤譲治

このあたりは完全に個人的な趣味になっているけど、競馬を血統という観点から眺めるのも非常に面白い。サラブレッドは競争馬としての宿命を持って生まれた血であり、言い方は残酷かもしれないが人間によって品質改良された動物でもある。より速く、より強く、頂点を目指して血統の組み合わせが行われてゆく。その中でも日本で爆発的に広がった血統が「サンデーサイレンス」の血だった。

ただ、あまりにも親戚が増えすぎてしまい近親での交配をすると体質的に弱い仔が生まれやすくなる。血統の中に歴史があり、動物としてのサラブレッドの未知の世界に入り込むことができる。競馬を知らない人にとっては全く面白くない内容だと思うけど、サラブレッドの奥深い世界をちょっと見てみたいと思っている人はぜひ手にとって読んでみてほしい。

4.日本人の知らないクレムリン・メソッドー世界を動かす11の原理ー 北野幸伯

世の中で起こっていることをもっと上手く理解したいなぁ・・・って思ってはいるけれど、結局新聞なんかを読んでもよく分からないのが正直なところだった。起こっている事象にばかり目が向いてしまい一体なぜそんなことが起こっているのか、何が目的なのか見えにくいことが多かった。

タイトルだけ見れば胡散臭い本のように思えてしまうかもしれないけど、この本を読んだことで世界経済の根底にある目的や流れを大まかに理解することができた。とにかく一つ一つの事象がなぜ起こったのか?という根本的な目的が、国益である「お金儲け」と「安全の確保」だというシンプルかつ明確な視点が得られたのは大きかった。著者の北野さんはロシアのモスクワ国際関係大学を卒業した数少ない日本人であり、プーチン大統領の動きや考え方に基づいた独自の視点や考え方は本当に参考になる。

5.走るときについて語るとき僕が語ること 村上春樹

ハッキリ言わせて頂くと、この本を読む人はドMか村上節を読みたいかのどちらかだと思う。そして僕は明らかに前者でしかない。マラソンを題材に黙々と「走ること」について、村上春樹が考えることを永遠と目の前で語られているような気分になる本。

実際に村上春樹さんは結構なマラソンマニアで事細かに書かれている。単純な娯楽ノンフィクションの中でも、ある種の奇妙な趣向を持った人向けの日記だと思っている。そういった意味では今年読んだ本の中で一番くだらなくもあり、自分が変わってるんだなと気づかせてくれた本でもある。

6.人工知能は人間を超えるか 松尾豊

過去記事の【保存版】人工知能って何?歴史や将来の可能性を10分で理解できるまとめ【2016年度】の中で詳しくまとめている本。iPhoneのSiriやSoftbankのペッパーなどますます人工知能やロボットが注目されている。でも、事実として人工知能ってそもそもどのくらい発展してきてるの?という点が非常に気になっていたので手に取った本。実は人口知能はまだこの世に存在しないことを知った時の衝撃は、逆に冷静さを突きつけられた感じだった。正直に、ありのままの人工知能についての現状と歴史を教えてくれる本。

今は第3次人工知能ブームで、ディープラーニングによって新しい人工知能への挑戦が可能になり、沢山の開発品が生み出されるんだと思う。機械が人間を超える日が来るのか、この本を読めば現実をもう少し冷静に判断できるようになるはず。

7.ほしのはなし 北野武

ただ、北野武が好きだから、それだけでまとめた過去記事北野武&ビートたけし好きな僕がおすすめ本と映画を総まとめするの中で紹介した絵本。子供向けの本だけど、北野武のロマンチックさ、才能の奥深さ、優しさ、ちょっとした遊び心などが感じられる純粋に素晴らしい本。もし時間があるなら、スマホばかりじゃなく空の星を眺めて、ほんの少しだけ大切な人のことを考えてみる時間にしてみませんか。うん、完全に売り込みに入っているのだけれど(笑)でもやっぱ北野武ファンとして他にはない特別な本なんだよなぁ・・・。

8.赤い楯―ロスチャイルドの謎 広瀬隆

2016年の初めに友人と話をしたときに、面白い本があると紹介を受けたのが赤い楯。推理、歴史、スパイ小説的な内容になっており、ロスチャイルド家系を巡るお金の流れ、経済の流れから世の中の流れを読み解くことができる1冊。

情報量が多く、事実に基づく面とある程度の推察の域が混在しているので気軽に読もうなんて思って手に取れる内容ではない。ただ、過去の歴史とお金の流れを読み解きたいのであれば、政治・経済を影で支配している存在として面白く読み込める。

9.未来の働き方を考えよう ちきりん

ちきりんさんの本は本当によくまとまっていて、とにかく分かりやすくて読みやすい。自分の立場から現状をしっかりと見つめ直す考え方をくれた本で、働き方やキャリアについて改めて考える機会ってこういう本を読まないとなかなか無いと思う。ただただ毎日を過ごすだけじゃなく、自分がやりたいことを少しでもやれる環境や選択肢を見据えておくことって大切じゃないか。

逆に日本ってすごく恵まれているんだなって改めて思う。働き方も、生き方もある程度選択できるようになっているし、何より国が最低限の生活を保証してくれているんだから生まれただけで寿命まで安心して暮らせる環境にある。そんな中で自分のやりたいことを考える時間って実は凄く贅沢なのかもしれない。

10.ぼくの哲学 アンディウォーホル

僕の好きな画家の一人でもあるアンディ・ウォーホルの本。画家の人の考え方とか価値観って独自に確立していて、僕が思いも付かないような点に気づいたり感性を働かせたりする。たまにはそんな人の考え方なんかも吸収してみると面白い。

哲学書ほど真面目に書かれている内容ではなく、どちらかと言うと単純にその時その時の想いや考えを綴った雑記のようなものになっている。単純に知らない人の頭の中、才能あるアンディ・ウォーホルの視点を存分に楽しむっていうのも読書の面白さだと思う。

11.破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた フランクライアン

2015年の本屋大賞に選ばれた鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐の中で参考本として紹介されていたのがこの本。実は生物学とか、遺伝とか、医学なんかにも個人的な興味が凄くあって本を読んだりする。中でもこの本はウイルスが人を人として進化させてきたのではないか、という視点に立って様々な仮説を検証していくノンフィクションになっている。

感染、病気、抗体、難しい内容だけど、僕たちの長い歴史とどうやって生き延びてきたか?という余りにも長いスパンへ想いを馳せることができる。抗生物質に対抗する耐性菌が最近になって話題になり始めているけど、こうして常に何千年にも渡って病気と戦って生き残ってきた人たちの末裔が実は僕たちなんだっていう・・・長くなりそうなので、残りは興味ある人だけ読んでみてほしい(笑)

12. 100の基本 松浦弥太郎

大雑把な自分にとって、こんな丁寧でキッチリした生き方は本当に真逆としか言いようがない。松浦弥太郎さんの本は自分に無いものが多すぎて逆に読み込んでしまう。そんな中でも、価値観や考え方を100の基本として書き出したのがこの本。

人がまとめた基本なので内容については賛否両論分かれるだろう。でも、この本の本当の意味は自分の1日1日の過ごし方の基本を改めて見直す機会をくれるところだと思う。ズボラな自分でも実はこの本を真似て100の基本を密かにまとめている。真面目ではあるけど芯のない(僕のような)人が芯を持った人になるための一つの方法としておすすめしたい。あと、中身とは関係ないけどこの本は紙にもこだわっている。もし買ってみようと思う人はぜひ紙の本での購入をお勧めしたい。

13.ラストワンマイル 楡 周平

ブログで知り合ったなかむーさん(summersunday’s blog)からプレゼントで頂いた本。この場を借りて感謝させて頂きます。いわゆるサラリーマン小説であり、読むとページをめくる手が止まらなくなる寝不足必須の小説。

単純に読者を飽きさせない鋭い切り口とリアル感、一気に読める怒涛の勢いが綺麗にまとまっている1冊。物流業界からビジネスの面白さ、苦しさを改めて発見できる。年末年始に時間があるならぜひおすすめしたい。

14.私はどうして外販に成功したか フランク・ベドガー

営業本をまとめた過去記事営業で相手に分かりやすく論理的に伝えるスキルや方法が学べるおすすめ本5冊 の中で紹介した1冊。いわゆるタイトルから見て取れるようにコテコテの海外翻訳本だけれど、中身は至極真っ当で本質を突く内容。営業向けの本として紹介しているけど、実はあらゆる仕事に通じるヒントが散りばめられている。

単なる仕事本として片付けてしまうのは本当にもったいないと思う。一人の人間が失敗し、そこから学ぶこと、自分で自分のことを動機付けていくことの大切さに改めて気付かされた。仕事に限らず何かを始めるとき、僕の中で片隅に置いて何度も読み返したい本になっている。

15.グレーな本 高城剛

今年、2016年12月に行われた「大忘年会」に単独で6000人を集める今最も旬で、謎めいていて、変わった日本人が高城剛だと思っている。高城剛との向き合い方【大忘年会トークライブ2016に参加して分かったこと】の記事に書いたけど、テレビや新聞の日本国内メディアだけに支配された現状から一歩引いた視点、海外の全く知らない価値観や面白いモノを国内に情報発信しているのは間違いなく彼以外にいないと思っている。

情報は多くあれど、最終的に料理して判断するのは読み手である僕たちであって、面白いと思えればトコトン追いかけてみるのもいいと思う。少なくとも、読んだことのない人はまず彼の考えや価値観に触れてから判断してみるといい。情報発信について新しい視点をくれる人物なのは間違いない。

 

以上、2016年に買って良かったおすすめ本ランキングでした。

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