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リスニング力を上げるシャドーイングの正しいやり方を解説

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効果のあるシャドーイングで英語を聴く力をつけよう

英語の学習法を調べた人なら知っているシャドーイング。複雑な教材などは一切必要なく、音声と200単語ほどのスクリプトがあれば誰でも実行できる。

こんな悩みがある人におすすめ

英語のリスニングがとにかく苦手

ネイティブが何言ってるか分からない

お金はかけたくない、でも質の高い英語勉強がしたい

英語のリスニングってなかなか難しい。発音、スピード、英単語、理解力…聴き取るために持ってなきゃいけない力って本当にたくさんある。

この英語のリスニングができるようになるための解決策は以下の通り。

1. 英語の発音を学ぶ

2. 英語の音声変化を知る

3. 聴きとりの練習をする

一つ一つをやっていくのは大変。でもシャドーイングならこの3つを一気に高めることができるので効果は絶大。

英語のリスニング力を高めたい人なら絶対に取り入れてほしい学習法の一つだ。

シャドーイングで得られるもの

英語の聴き取る力がつく

英語の発音が身につく

英語の抑揚が身につく

読むスピードが上がる

英会話のフレーズが増える

とにかく一番の効果は英語の聴き取り能力を高められることだ。

シャドーイングでどうやって英語のリスニング力が上がるのかを下の図で表してみた。

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シャドーイングで音を聴き取って真似することで、自分の中にある英語ストック(発音・抑揚・聴き取り力・復唱力)がどんどん増加&更新されていく。

この自分の持っている英語ストックをいかに大きくしてレベルアップさせていけるか?がキモになる。もちろん時間はかかるけど、日々の学習で確実に上達させることはできる。

半年でTOEIC800点取れた英語学習計画と上達にかけた時間の中でも書いたけど、もっと早くに正しいシャドーイングを知っていればリスニングで苦労することもなかったはず…(悔やまれる)10年くらい前にこの正しい方法を知っていれば留学先での聞き取りに苦労しなかったかもしれない。とはいえ、今ではTOEICリスニングパートが375→455まで伸びている。

 

英語を学ぶ上で大事なのは教材選びよりもいかに学習の質を上げることができるか、にかかってくる。

 

もしシャドーイングを間違ったやり方でしてしまえば、せっかくの効果も半減してしまう。だからこそ正しいやり方で繰り返し行うことが大切。

今回は正しいシャドーイングをするためのポイントとやり方を具体的にまとめてみる。

上達するシャドーイングの流れ

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シャドーイングのそもそものやり方は音を聞いて、少し遅れてオウム返しで英語をモノマネすること

シャドーイングの流れは全部で5ステップある。まずはこの流れでシャドーイングすることに慣れてみよう。

シャドーイングの流れ

①使う教材の英単語・文法を完璧に理解しておく

②教材を見ながら音読。スムーズにつまずかずに言えるようにする

③スクリプトを見ながらシャドーイング

④何も見ず音だけ聞いてシャドーイング(プロソディシャドーイング)

⑤何も見ず文章の場面をイメージしながらシャドーイング(コンテンツシャドーイング)

シャドーイングそのもののイメージがぜんぜん湧かない人は以下の動画を参考にしてみてほしい。宣伝的な部分もあるので実際にやっているところだけ見てみよう。

 

シャドーイングの一番大事なポイントは音声をきちんと聴くことだ。

何度も音読すると文章を覚えてしまうけど、シャドーイングは聴こえた音をそのまま繰り返すトレーニングなのでしっかりと聴くことに専念しよう。

音を聴き取って発音・抑揚まで真似するシャドーイングのことをプロソディシャドーイングという。音をきちんと聞いて自分で言えるってことは、自分の中で英語の発音がきちんと処理できているということ。まずはこのプロソディシャドーイングの完成度を上げることを目標にしよう。

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ある程度、完成度が上がってきたら最終的にはシャドーイングしながら文章の意味や場面をイメージするコンテンツシャドーイングをしてみよう。

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聴き取る→意味・場面のイメージを即座に思い浮かべられるのがコンテンツシャドーイングだ。難易度はかなり高い。

この状態までくれば音を聴き取って瞬間的に意味が分かる状態にできる。これが出来る英語の文章の数が自分の中で増えてくればくるほど英語が聴き取れるようになってくる。

シャドーイングでリスニング力がアップする最大の理由はここにある。

どんな教材を選べばいい?

教材選びのポイントは以下の通り。

・英語を読んですぐに意味が分かるもの

・CD音源がきちんとネイティヴ発音のもの

・1文200〜300文字くらい

・自分の英語レベルより2レベルくらい低い教材

音読用の教材は自分にとってかなり簡単なモノを選ぼう。

僕が選んだ教材はアメリカ英語教本だけど、この本は英語上達完全マップでおすすめされていて実際に現地で使われている英語表現が載っているので選んでみた。ただ、少しとっつきにくい内容なので好みが分かれるかもしれない。

初心者向けの優しめの教材ならキクタンリーディング2000がかなりおすすめ。

シャドーイングは英語の発音やイントネーションを自分のものにしていく作業なので、ネイティブがきちんと発音している簡単そうなテキストで効果は十分に出る。

他におすすめなのはこちら↓

やっぱり難しい教材の方が上達が早い・効果が出るのでは?と思いがちなんだけど、上級レベルができることが英語ができることとイコールではない

大事なのは、自分の中で正しい英語の発音や文法知識が備わっていて、かつ自動的にアウトプットできる量がどのくらいあるか?になる。

僕たち日本人も相手に説明するときに国語辞典を毎回引くような難しい単語を使うことはほとんどないはず。簡単な単語や表現でもレパートリーや表現の幅が広がれば柔軟に対応出来ている。

その日本語で出来ている状態を単純に英語という言語にすり替えてしまえばいいだけだ。

だから、簡単で理解できる教材であっても基礎・基本の英語聴きとり能力・応用力を高められる。

(参考資料:英語上達12のポイント

英語をモノマネすることにまずは慣れよう

そもそも中学・高校の英語授業のときから僕たちは「英語を声に出す」ことを全くと言っていいほどやっていない。

だから、はじめは音読の習慣を作ることが第一。もしいきなりシャドーイングをするのが難しければまずは音読から始めてみよう。

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目安の最低回数は1スクリプト1日30回、口が疲れたらきちんと音読できている証拠だ。

シャドーイングは同じ日に回数を重ねても効果の差が大きくでないので1日15回を目安にしよう。

シャドーイングのポイントまとめ

シャドーイングが出来るとなぜリスニング力が上達するの?

最後にここまで書いたポイントをおさらいしておこう。

ポイントまとめ

シャドーイングはリスニング力を上げる

シャドーイングは「音を聴く」ことが一番大事

聴いた音の発音・抑揚までモノマネする

簡単に理解できるとにかく低いレベルの教材を選ぶ

シャドーイングは1日15回を目安にする

難しければ音読30回から始めよう

正しいシャドーイングを身につければ、一生英語のリスニング学習に困ることはない。あとはやるだけ!

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

(参考資料)

シャドーイング・音読と英語習得の科学

英語上達12のポイント

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