TOEIC500点の僕が英会話できるまでにやった8つの上達法

僕の英会話は挫折から始まった

大学時代にアメリカ留学する前に英会話学校に行ったとき、自分が話せない以上に「相手が言ったことが1秒後すぐに記憶から抜け落ちてる」感覚がものすごくありました。

いま、まさに聞いていたはずの英語がもうそこには無い。記憶から無い。相手に聞き直して、しばらくするとまた話が繋がらなくなる。

こんな感じのモヤモヤした英会話を永遠ずっとくり返していました。

英語が話せるようになる、そのもっと前に必要な英語を聞くという段階で僕はずっとつまづいていました。

英会話において「話せること」はもちろんですが、それ以上にまず相手の話をきちんと聞けることが一番大切。ここが出来ないと気持ちとして挫折しやすくなります。

ここがPoint!

英会話をしたいという人ほどリスニングの大切さをを忘れがち。まずは英語が聞き取れなかった僕が聞き取れるようになった1つの方法の中でも紹介しているディクテーションをやってみて、どのくらい聞き取れいるかを把握しよう。

初心者から英会話を上達させるために絶対に知っておくべきこと

第二言語習得研究の力を借りよう

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まず大前提で覚えておくべきことは、赤ちゃんと大人では言葉の身につけ方が全く違うということです。

赤ちゃんのときは、言葉の音を聞くだけで勝手に身につくボーナスタイムだと言われています。スーパーマリオで言うところのスター状態です。

でも大人にとってはそう簡単に英語は身につけきません。

そこで絶対に参考にしたいのが「第二言語習得研究」という学問です。大人がどのように英語を習得していくのか?というメカニズムを科学的に明らかにしている学問です。

この第二言語習得研究で分かっていることは3つあります。

  • 英語は聞き流すだけでは身につかない
  • 英語学習の順番は明らかになっている
  • 英語の習得はインプットでしか起こり得ない

初心者から英会話力を身につけるためには、インプット(読む・聞く)ことから始めなければいけません。

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子どもの頃を思い出してみて下さい。

テレビや好きな本のフレーズをそのまま会話の中で使った思い出はありませんか?

僕たちは必ず何かインプット(読む・聞く)してから話しているはずなんです。

読める・聞ける、だから話せるという順番を知っておくことが大切です。

ここがPoint!

第二言語習得研究という学問をもとにすれば、英会話力を鍛えるためには読める・聞ける英語を増やすことが大切。最近、短期集中で英語力を鍛えられると話題の英語のパーソナルジム ENGLISH COMPANY【PROGRIT(プログリット)】1年英語マスタープログラム「TORAIZ(トライズ)」 などもこの学問を応用して英語学習に大きなインパクトを与えています。

今の自分の英語の実力を知ることは絶対に必要

実はおろそかにしがちなのが自分の英語の実力を測ることです。

英会話をしたいからTOEICや英検などテストには正直興味ない、という人も多くいます。

でも英会話がペラペラできる人は、総じてTOEICや英検などの点数も高いというのは間違いありません。

なぜなら、英語が話せる人は読めるもの・聞けるものが間違いなく多いからです。

これは先ほどの第二言語習得研究の中で明らかになっていることです。

ここがPoint!

英語力を簡単に自宅で測定できるツールとしてCASEC(キャセック)という試験があります。インターネットで簡単に受講できて英語力を測れるので、今の実力が分からない人は受けてみることをおすすめします。

英会話がある程度身につくまでにかかる時間は180日

全くの英語初心者の人が日常英会話レベルまで到達するのは最低でも半年(180日)くらいはかかると思って下さい。

言語習得は思っている以上に地道なものですね。でも現実です。

この現実を知るために一番良かったのが英語上達完全マップという本です。

この本は英語学習者の間でもバイブル的な存在で、数多くの人たちが愛用しています。

英会話を身につけるまでの道のりが分かるので、チェックしていない人はぜひ。

ここがPoint!

僕自身も英語上達完全マップで3ヶ月でTOEIC500から800までアップさせました。僕が英語を話せるようになるまでにやった勉強法と計画のすべての中にすべてまとめたので参考にしてみてください。

TOEIC500からの英会話上達8つの方法

ここからは具体的にどうやって英会話力を鍛えていけば良いか?を僕の経験談をもとに8つの上達法としてまとめていきます。

英会話上達法1「プライドを捨てて中学英語の1冊を選ぶ」

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精神的なことですが、英会話において必要のない「プライド」をまずは捨てましょう。いきなり目標とするネイティブの英語を聞きまくっても何も始まりません。

焦らず、簡単な中学英語からじっくりと始める勇気が大切です。

最近は中学英語を学び直しやすいおすすめ教材も増えており、中でもこの2冊はかなりおすすめです。

この2冊のうち、好きな方を選んでみてください。英語の教材は何冊もいりません。

まずは1冊を完璧に読み切ることを目標にしてみてください。そこから全てが始まります。

ここがPoint!

英文法をやり直すなら英語初心者が英語の基礎基本をきっちり学べるおすすめ本11冊も必ずチェックしておこう。大事なのでもう一度、まずは気になった1冊を完璧に読み切ることを目標にしてください。

英会話上達法2「英語の音を聞いてリピートしまくる」

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当たり前ですが、はじめは僕たちの脳の中に英語が全く入っていない状態です。

そこで、簡単な教材のリピーティングから始めよう。

リピーティングは初心者には効果抜群の必殺技です。

英語の正しい音と意味のつながり、文法、品詞、文構造の把握など初心者に絶対必要な学習がリピーティングだけで可能です。

やり方は簡単。リピーティング用の英語教材を用意して、

  1. 一文(ピリオド)まで英語を流す
  2. 聞いた英語を真似して言う
  3. 1と2を一文ずつ各10回繰り返す

ポイントは2つ。

  • 読む英文の意味/文法など100%理解しておくこと
  • しつこいくらい繰り返すこと

英語って「英語の音」と「意味」がつながる時に身につくと言われています。

大事なのは英語を音読しながら意味も同時に分かっている状態です。

ここがPoint!

誰もが手軽にできる一番の英語学習法であるリピーティング。英語学習の一番最初では「正しく読めるようになること」が何よりも大切です。まずは耳そのものを英語に慣らしていこう。中学英語の簡単な教材も数多くあるのでまずはリピーティングから始めよう!

英会話上達法3「英語の語順を瞬間英作文で染み込ませる」

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瞬間英作文を徐々に取り入れていこう。

理由はもちろん話せるようにするためですが、もう一つ大事な理由があります。

それは英語の正しい統語処理ができるようにしておくためです。

なんのこっちゃ?という話ですよね。

シンプルに言うと「英語の正しい語順を身体に染み込ませる練習」を行うという感じです。

英語は日本語と違って語順が決まっている言語です。この英語の語順を自分の身体に染み込ませる方法として瞬間英作文は実はかなり有効なんですよね。

ちょっとだけ詳しい話をしておくと、英語の意味を理解するときには5つの処理プロセス(語彙処理、統語処理、意味処理、文脈処理、スキーマ処理)があると言われています。

まぁそれぞれの詳しい話は置いといて、このうち、語彙処理と統語処理の2つがキーポイントになっています。

語彙処理=単語を知らないと意味はわからない

統語処理=英語の文構造(名詞、形容詞、副詞、動詞)を知らないと意味がわからない

あらゆる英語の意味を調べるときに、この2つの処理がうまくいかないと100%理解できないと言われています。

この統語処理を鍛えられるのがまさに「瞬間英作文」なのです。

ここがPoint!

どんな英語学習者でも必ず押さえておくべきなのが英語の語順です。これがきちんと理解できて読めているかどうかは、そのまま英語が分かっているかどうかに繋がっています。"瞬間英作文"で話す力を上達させる効率的なやり方とポイントをまとめているので、この記事もぜひ参考にしてください。

英会話上達法4「英単語をどんどん増やしていく」

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英単語を知らないとそもそも話すことさえできません。そして、英語が読めない一番の原因も英単語です。

当たり前のことですが、実は多くの人が見落としがちです。

それから、英会話するために必要なのは850単語だと言われています。これは海外でも話題のBasic Enlgishという本の考え方に基づいています。

英会話フレーズを覚えることはもちろん大切ですが、それ以上に少ない英単語を組み合わせて自由自在に英文を作る力を鍛えるという発想も重要です。

もう一つ気になるポイントは英単語の覚え方ですよね。

これはもう本当に割り切ってしまって、単語帳を使って機械的に覚えるのが一番効率が良いです。毎日覚える数を決めてしまって、とにかく数だけを繰り返す。

面白みはありませんが、短期間で語彙量を増やすためには有効な手段です。

いつも地味な英単語ですが、大切な要素なので手を抜かないように取り組んでいきましょう。

ここがPoint!

英単語が全てだと言う人もいうくらい重要なのが英単語力。表現するためにはいかに使える英単語の数を増やせるかが大切です。一生使える忘れない英単語の覚え方と単語帳の選び方まとめ記事やスタディサプリENGLISH英単語の超効率的なやり方もまとめているので参考にしてみてください。

英会話上達法5「発音とリズムを好きな動画で身につける」

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英語がうまくなるためにはどうしたらいいですか?と聞かれたら、僕はいつもこう答えます。「英語のリズムで英語の唄が歌えるようになるのが一番ですよ!」と。

実は英語力を伸ばすためのキモは表拍裏拍という高低のリズムを知ること。

具体的なリズムの紹介についてはこちらのYoutubeが一番おすすめですね。


英語のリズムー裏拍に慣れよう

リズムをきちんと捉えられるかで英語の聞き取りは一気に変わります。

僕もリスニングが一番苦手だったのですが、この強弱リズムをそもそも知らないことが一番の原因となっていました。

ビートルズカーペンターズなど歌いやすい楽曲は英語のリズムを学べる一番の教材です。興味があればどんどん聴いて口ずさんでみてください。

ここがPoint!

英語のリスニングが苦手な人は英語特有のリズムが身についていない可能性が高いです。日本語っぽく英語を読んでしまっている人は要注意です。英語リスニング力を鍛えるのに役立つ無料おすすめ学習サイト英語の無料動画サイトもあるのでまずは英語を聞き慣れることも大切です。このリズムを知っているかどうかだけでもかなりの差が出てきます。

英会話上達法6「シャドーイングに挑戦する」

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英語の音に関する全てのスキルを上げるのに一番有効だと言われているのがシャドーイングです。正直、こんな素晴らしい練習方法があるならアメリカ留学前に知りたかったと思えるくらいの練習方法ですね。

英語の正しい学び方が分かる本気でおすすめしたい厳選本8冊の中でも紹介した外国語を話せるようになるしくみ(シャドーイングが言語習得を促進するメカニズム)の本はシャドーイングの効果を科学的に解明したすごい本です。

初心者にはかなり難しいですが、英語を話す練習としては最高峰。初心者向けの新ゼロからスタートシャドーイング 入門編という本も出ているのでお好みで選んでみよう。

ここがPoint!

シャドーイングは正しいやり方できているかどうか?が全て。リスニング力を上げるシャドーイングの正しいやり方を解説した記事にシャドーイングの極意を全てまとめているのでぜひ参考にしてみてほしい。ディクテーションと組み合わせて実施すると効果倍増ですね。

英会話上達法7「瞬間英長作文で会話を擬似体験」

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ある程度、リピーティングと瞬間英作文を行ったら次は「瞬間英作文長文」に挑戦します。

これはある程度英語力がついてからの方がおすすめです。

そして、英会話学校に通うよりも何倍も大きな効果があります。

僕としてはこれだけ繰り返しても英会話がかなり自由にできるようになるんじゃないかって思います。

それだけおすすめの方法です。 

やり方を以下にまとめておきます。

  1. 高校受験向けの英語問題集を準備
  2. 長文問題の答えの日本語訳を見て、順番に英語にしていく
  3. これを一冊全体で10周

これだけで、英会話学校の何倍も英会話力がつきます。実際に、僕も一冊だけでアメリカ留学で言いたいことは口に出来るように仕上がってました。

高校受験向けの問題集は2019年受験用 全国高校入試問題正解 英語英語のコンビニ長文問題はテーマをつかめなどがおすすめです。安いしコスパ良いので気になったものを選んでみると良いでしょう。

ここがPoint!

英作文を長文で行うとストーリーが自分の中で組み立てられるようになります。これは1文だけでなく、5, 6 文を自分の口をついて言えるようになるということです。このストーリーが作れるようになるっていうのは多くの人はできません。瞬間英作長文をすればそれだけ他の人より圧倒的な差がつく。これは断言できますね。

英会話上達法8「ネイティブとの英会話」

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最後はネイティブの人たちと話して実際に仲良くなろう。

ネイティブと英会話するときに大切な心構えが2つあります。

  • 会話の中の表現を学ぶ意識
  • 失敗を気にしない

まず、第二言語習得研究の中で言われている大切なことは「アウトプットでは英語は身につかない」ということです。

つまり、英語の習得はインプットでしか起こりえないんです。

インプットとは「新しい表現そのものを学ぶこと」や「もっとこういう風に言えるかも!」という気づきがあると促されます。

英会話はまさにこの気づきの宝庫です。

なので、ネイティブとの英会話の中では相手が使った表現をなるべく学ぼうとする意識がかなり大切です。

 それから、失敗を気にしないことも大切。言ったもん勝ちだし、間違ったらその場で訂正すれば良い。アウトプットすればするほど「言えない気づき」が増えます。ネガティブなことなんて一つもありません。

そういうなるべく明るい意識を持っておくと英会話はいい学びの機会になりますよ。

ここがPoint!

どネイティブとの英会話は「表現を学ぶ意識」「失敗を恐れない心」がかなり大切。それから相手の話をきちんと聞き取るリスニング力も必要なので、困っている人がいたら英語が聞き取れなかった僕が聞き取れるようになった1つの方法 という記事も参考にしてみてください。

僕の英会話ができる確信は「リスニング力」から生まれた

ここまで紹介した内容で、地道に練習すればネイティブ相手でも言いたいことを組み立てて言えるようになります。

でも、自分が言いたいことを言えても会話ができるわけではありませんでした。

もう最初にもお伝えしてるんですが、相手の話が聞けないとやっぱり会話って成立しないんですよね。だから、僕にとって「リスニング力を上げること」が一番の近道でした。 

リスニング力を鍛え始めてから、相手が言ったことを理解した上で冗談なんかも言える余裕が生まれて会話が弾む、という好循環を生み出せるようになりました。

まずはリスニング力から鍛えることをおすすめします。相手の話が聞き取れる、というそれだけでも大きな自信になります。 

そして最後に。

なぜ英会話をしたいのか?という目的をはっきりと持つことが大切です。できれば即答できるくらいの納得感はほしいです。英会話の超初心者の勉強法と絶対知っておくべき3つの原動力の中で詳しくまとめているので、よければ参考にしてみて下さい。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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